ビジネスで使うワイシャツの選び方!知っておきたいサイズ選びのコツは?
お仕事で普段からワイシャツを着ている方はもちろん、これから就活などでワイシャツを選ばなくてはいけない方も多いと思います。
ワイシャツといっても種類がたくさんあるため、何を選んだら良いのか分からない方も多いと思います。
今回は、ワイシャツの種類やサイズ、仕事に着て行くにはどんな物を選ぶと良いのかなど、しらべてみました。
ワイシャツの種類と特徴にはどんなものがある?
ワイシャツといっても、襟の形で種類がたくさんあります。どんな物を選ぶかの前に、種類について知っておくと良いと思います。
ワイシャツの種類の中で、通常皆さんが着ることのあるデザイン6種類を紹介します。
「レギュラー」
襟の長さが65~75mm、襟の開きが75~90度、襟の幅が30~40mmの物を指します。
どんなジャケットやネクタイにも合わせやすいため、スタンダードな形とされています。
「ワイド」
レギュラーよりも襟の長さが長目で、開きが100~140度前後と広くなっています。ウィンザーとも呼ばれていて、レギュラーと並ぶ一般的なタイプです。
「ホリゾンタル」
襟の開きが180度と、水平(ホリゾンタル)に近いタイプのワイシャツです。
太めのネクタイとの相性がいいのですが、ネクタイを締めなくてもきれいな形の襟のため、カジュアルにも着たい方にはおすすめです。
「ナローショート」
襟の長さが7mm以下と短く、開きが60度以下の狭い(ナロー)タイプです。コンパクトなタイプなので、スリムな着こなしが好きな方におすすめです。
「ボタンダウン」
レギュラータイプの襟先にボタンホールがあり、シャツの前身ごろのボタンで止めるタイプです。
ネクタイが必要ない場合や、カジュアルがお好きな方におすすめのタイプです。
「スタンド」
襟の折り返しがないタイプのワイシャツです。
フォーマルにもカジュアルにも合わせやすく、同じ形のジャケットとの相性がとてもいいです。
シーンに合った着こなしや選び方は?
6種類のワイシャツについてお話しましたが、その中でもシーンに見合ったワイシャツがあります。どんなシーンの時に合うのか、まとめてみました。
ビジネス・・・「レギュラー」「ワイド」
ビジネスで着る場合には、ネクタイを合わせるのが一般的ではないでしょうか。その場合には、ネクタイと相性のいいワイシャツを選ぶ必要があります。
そのため、一般的なデザインのレギュラータイプか、ワイドタイプを選びましょう。
私服やノーネクタイディ・・・「ボタンダウン」「スタンド」
ノーネクタイの場合、襟元のデザインが特徴的な物や、ネクタイが無くても崩れにくいデザインのワイシャツを選ぶと良いと思います。ボタンダウンは襟元がしっかりしていますし、スタンドは特徴のあるデザインのためネクタイを締めない場合におすすめです。
フォーマル・・・「ナローショート」
結婚式やパーティなどの際には、細身のネクタイなどと相性のいいナローショートがおすすめです。スリムな印象を与えてくれるのはもちろんですが、おしゃれな感じも出やすいため、一般的な物よりいいと思います。
自分の体形・首回り・腕などのサイズの正しい選び方は?
ワイシャツの種類やシーンに合ったデザインについて紹介してきましたが、そもそもワイシャツのサイズはどんな風に選んだら良いのでしょうか。通常の洋服の様に簡単なサイズでは選ぶことのできないような印象があります。
そこで、体形やサイズに関してまとめてみました。
「体形」
がっちりした体格の方には「ワイド」「ホリゾンタル」などの大き目の襟を選ぶと、襟元がすっきりと見え、バランスが良くなります。逆に細身の方には「ナローショート」のような小さめの襟を選ぶと、体の細さを強調せずに着こなすことができます。
「首回り」
首回りは通常、第一ボタンをつけた時に指が2本ほど入る大きさで選ぶと良いと言われています。首回りのサイズは喉ぼとけの下を測ります。
実寸+2cmのサイズでワイシャツを選ぶのが一般的ですが、細身が好きな方は実寸+1cm、ゆったりした感じが好きな方は実寸+3cmで選ぶと良いと思います。
「袖の長さ(ゆき丈)」
袖の長さの測り方は、首の付け根の中心から手首までの長さを測ります。ワイシャツのサイズを見る時の注意は、どんな洗濯方法を使うかによって変わることです。
家で洗濯・アイロンをする場合には実寸+2~3cm、クリーニングに出す場合には実寸+3~4cmのサイズを選ぶことをおすすめします。
ワイシャツの袖の部分は洗濯していくうちに伸びていくため、実寸より長いサイズで選びましょう。
最後に
私も以前、主人にワイシャツを買ってきてほしいと頼まれたときに、サイズが分からなくて苦労しました。通常の洋服のようなサイズ感覚ではないため、しっかりと自分のサイズを知っておく必要がありますね。
自分がどんな種類のワイシャツで、どんなサイズのワイシャツを買ったらいいのか分からない場合は、一度仕立て屋さんや量販店などに行って、測ってもらうのもいいと思います。
ぜひ自分に合ったワイシャツを選んで、着てくださいね。