道明寺桜餅が東京で買える美味しい名店ランキングベスト5
春の便りが嬉しい季節となってきました。
春の和菓子、ときいて一番に思い浮かぶのは「桜餅」ではないでしょうか。
この桜餅、「関西」と「関東」では大きな違いがあるのをご存知ですか?
関西では「道明寺・桜餅」関東では「長命寺・桜餅」と呼びます。
今回はこの桜餅について「道明寺」と「長命寺」の違いや、道明寺桜餅の名店のご紹介、また東京でも食べられる「道明寺桜餅」のおいしいお店ランキングベスト5などを紹介していきたいと思います。
桜餅、道明寺と長命寺の違いとは
どちらも同じ「桜餅」と呼ばれている和菓子ですが、道明寺と長命寺とではどのような違いがあるのでしょうか?
「関西」は道明寺桜餅と言われるものです。
大阪府藤井寺市に「道明寺」というお寺があります。その道明寺で保存食として使われた糒(ほしい)を一度戻して再度乾燥させ粉状にしたものを道明寺粉と呼び、これで作った桜餅を道明寺桜餅と呼びます。
※糒とは、炊いた米を水にさらした後乾燥させた食品で栗やキビなどもあります
こちらが道明寺桜餅の動画です
「関東」は長命寺桜餅と言われるもので、東京都墨田区に長命寺というお寺があります。
江戸時代、長命寺の門番「山本新六」が桜の葉を塩漬けにしてお餅に包んで食べたのが由来と言われています。長命寺桜餅の餡の周りに巻いてあるのは「薄力粉」と「白玉粉」でできています。
こちらが長命寺桜餅の動画です
どちらにしても「桜の葉」が巻かれているから「桜餅」といいます。
そして、道明寺粉を使って餡を包んだものが関西では主流で「道明寺桜餅」といい、餡のまわりを、薄力粉と白玉粉でできた皮で餡を包んだものが関東では主流なので「長命寺桜餅」と言います。
道明寺桜餅の名店は?
京都から「中村軒」の紹介です。
桂離宮に近い和菓子屋さんです。130年の歴史を持ち、いつも多くの人で賑わっています。
「麦代餅」(むぎてもち)が有名ですが、春には京都ならではの「道明寺桜餅」が並びます。
中村軒公式サイト
http://www.nakamuraken.co.jp/
京都嵐山から「鶴屋壽」の紹介です。
道明寺粉、本来の色合いを生かした桜餅専門店の桜餅です。口の中でほどけるような食感はまさに至福のひとときです。
鶴屋壽公式サイト
http://www.sakuramochi.jp/index.html
「出町 ふたば」の紹介です。
豆餅が有名で行列が絶えることがありません。中の餡は有名な豆餅と同じ餡を使い、荒目の道明寺粉を使っているので、つぶつぶの美味しさが引き立っています。
販売は4月上旬までです。
出町ふたば
住所 :京都市上京区で街今出川上ル清龍町236
TEL:075-231-1658
食べログでの紹介はこちら
http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26001520/dtlphotolst/1/
道明寺桜餅の名店を紹介してきましたが、関西ではどこの和菓子屋さんでも、春になると「道明寺桜餅」が並び、春が来た喜びを伝えてくれます。
ほとんどの桜餅は、塩漬けになった葉も一緒に食べることができます。
塩味の利いたとてもやわらかい桜の葉と、道明寺粉のもちもち感、そして餡のほどよい甘さが口の中で一つになる瞬間は「美味しぃ」と思わず声が出てしまうほどの感動です。
それでは東京で買える道明寺桜餅の名店ベスト5の発表です。
第5位「鶴屋吉信・東京店」
春になると季節のお菓子として店頭に並びます。関東の人にはなじみのない「桜餅」ですが、食べ終わった後の飾らない美味しさが、来年の春をまた楽しみにさせてくれるような上品な桜餅です。
鶴屋吉信・東京店公式サイト
http://tokyo-mise.jp/
第4位「鶴屋八幡・東京店」
季節の商品で、春になると店頭に並びます。もっちりとした食感で、道明寺粉の歯ごたえも美味しく、桜の葉も香りよく季節を感じさせてくれます。
鶴屋八幡・東京店公式サイト
http://tsuruyahachiman.co.jp/shop/tokyo.html
第3位「風土菓 桃林堂」
東京には「上野店」と「青山店」があります。桜餅は「春のお菓子」として登場します。
やわらかな桜の葉にくるまれて、食べてしまうのが勿体ないほどの美しい桜色をした桜餅です。
売り切れてしまうので早い時間に行かれることをおすすめします。
風土菓 桃林堂公式サイト
http://www.tourindou100.jp/index.html
第2位「南青山 まめ」
餡作りにさえ機械を使わない和菓子への意気込みは「道明寺桜餅」にもきらりと光る美味しさが詰め込まれています。1月下旬から4月下旬までの販売です。
南青山まめ公式サイト
http://mamemame.info/
第1位「たねや」
東京では日本橋三越店をはじめ、9店舗のお店があります。「春の餅」として2月中旬から4月上旬まで販売されています。
とてもやわらかく、春の息吹きを伝えてくれるような優しい香りがします。
道明寺桜餅第1位 たねや「春の餅」の紹介サイトはこちら
https://taneya.jp/okashi/kisetsu/harunomochi.htmlたねや日本橋三越店公式サイト
https://taneya.jp/shop/tokyo_n-mitsukoshi.htmlまとめ
いかがでしたか、「道明寺」と「長命寺」の違いや「道明寺桜餅の名店」そして東京で美味しい名店ランキングベスト5を紹介してきました。季節を感じられる和菓子にはたくさんの魅力がつまっています。
桜餅も香りや口当たり、餡の柔らかさや優しい甘みが一体となって春を呼んできてくれるようです。
どこのお店も2月に入ると店頭に並ぶのでひと足早い春を楽しんでみられてはいかがですか。
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