花粉症対策にレンコンパワー!初心者でも簡単&効果的レンコン料理レシピ3選
くしゃみや鼻水、目の痒みなどを引きおこす花粉症に悩まされている人は、とても多いのではないでしょうか。
花粉症の原因となる「スギ」や「ヒノキ」の春の花粉以外にも、初夏にはイネ科の花粉や「カモガヤ」や「ブタクサ」いった秋の花粉など、一年を通して花粉症に悩まされている人も少なくありません。
そこで今回は、花粉症に「レンコン」が効くと話題になっていることに注目して、レンコンの栄養効果や、花粉症に効果的と言われる理由など、レンコンレシピも含めて紹介して行きたいと思います。
レンコンの栄養の効果
レンコンは秋から冬に旬を迎えます。レンコンの主成分はデンプンで、野菜の中ではエネルギーが高く、身体を内側から温めてくれる働きがあります。
ビタミンCも豊富で、加熱してもデンプン質に守られているので、調理をしてもビタミンCが失われることがありません。
ビタミンCは、免疫力を上げ、風邪の予防や疲労回復効果、美肌効果などが期待できます。
レンコンを切るとネバネバしていますが、その正体は「ムチン」という成分です。
納豆や里芋などのネバネバした成分と同じもので、胃の粘膜を保護し消化を促し、便秘などの改善や美肌効果、肝臓や腎臓の機能を高める働きも期待できます。
レンコンの切り口は、空気に触れると変色してきますが、これはポリフェノールの一種である「タンニン」という成分が含まれているからです。
タンニンには、強い抗酸化作用があり、老化の予防や生活習慣病の予防などが期待できます。
花粉症対策に効果的な理由とは?
レンコンが花粉症に効果的と言われる理由は、レンコンに含まれる「ムチン」や「タンニン」の成分によるものです。ムチンは、私達の身体の涙や唾液などにも含まれており、粘膜を保護する作用があります。
花粉は目や鼻の粘膜に付着し進入して症状を引き起こすので、ムチンによって粘膜を強くすることにより花粉の侵入を防ぐ働きが期待できます。
タンニンには、花粉症をおこす抗体を抑える働きがあることがわかっています。
花粉症の原因と言われるIgE抗体を抑える優れた効果が、レンコンが持つタンニン成分から発揮されるのです。
埼玉医科大学短期大学名誉教授、和合治久先生の「粘膜力でぜんぶよくなるれんこんパワーで病気をはじき出す!」という著書によると、
「粘膜力」を上げることは、イコール「免疫力のUP」
レンコン汁さえ飲めば、花粉症、アトピーも改善に繋がる
と書かれており、粘膜力を鍛えるためには、レンコンパワーが有効だと推奨されています。
「粘膜力でぜんぶよくなる れんこんパワーで病気をはじき出す!」掲載サイトはこちら
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花粉症対策に効果的な料理レシピ
花粉症対策に効果的な料理レシピを紹介します。レンコンの皮のきんぴら
花粉症対策に有効なタンニンは、レンコンの皮に多く含まれています。皮を剥いて調理することが多いレンコンですが、剥いだ皮をきんぴらにすると美味しく頂くことが出来ます。
作り方は簡単です。
レンコンの皮と人参を薄切りにし、ごま油で炒めて、砂糖と醤油で味を付ければ出来上がりです。
レンコンのきんぴらを作る時に皮も細切りにして混ぜてもいいですね。
蓮根で!きのこのとろとろのスープ
すりおろしたレンコンでとろとろスープはいかがですか。レンコン嫌いのお子様にも、美味しく食べてもらうことが出来ますよ。
もちろん、レンコンパワーで花粉症にも効果的です。
蓮根で!きのこのとろとろのスープのレシピ動画はこちら
れんこんサラダレシピ レンジで簡単
レンコン料理を作ったことがない人や、あく抜きが面倒臭そうという方には、レンジで簡単にできる、レンコンサラダレシピの紹介です。包丁を使わずスライサーで出来るので、花粉症対策にレンコンを使ってみようかな、と思われる初心者にはぴったりなメニューです。
れんこんサラダレシピ レンジで簡単レシピ動画はこちら
まとめ
いかがでしたか、レンコンの栄養効果や、花粉症に効果的と言われる理由、レンコン料理レシピなどを紹介してきました。レンコンは薬ではないので即効性はありませんが、毎日の食卓にとり入れることによって、花粉症対策に効果が出てくるので、辛い花粉症の症状にサヨナラするためにも、続けてみてはいかがでしょうか。