夏野菜カレーで夏バテ知らず!夏野菜の栄養効果とカレーの組み合わせは最強だ!
夏はやっぱりカレーですね。
そうめんや冷し中華など冷たくてあっさりした夏の定番メニューの中に、なぜ「カレー」が含まれるのでしょうか。
そこで今回は、夏にカレーが効果的な理由や、夏野菜を使ったカレーの栄養効果などを紹介して行きたいと思います。
夏にカレーが効果的な理由とは
子供から大人まで愛されているメニューで、最初に思い浮かぶものと言えば、カレーですね。私は今までカレーが嫌いだという人に出会ったことがありません。
しかも、季節を問わず一年中食卓にのぼり、2日続けて食卓に出されても誰も文句をいわないカレーは、最強のメニューではないかと考えています。
季節を問わず一年中食べられているカレーですが、なぜ暑い夏にカレーが好まれるのでしょうか。
カレーに含まれるスパイスには食欲増進効果があるため、暑くて食欲がわかない時でも、食欲増進効果が期待できます。
さらに夏バテの防止策としてもカレーは効果的です。
暑い時期にスパイシーなものや熱い物を食べると、汗をかいて体の熱を逃がしてくれます。
また、カレーに含まれるスパイスの中には身体を温める作用があるものが多く、エアコンによる冷えからくる体の不調や、室内外気温の差からくる体の不調を和らげてくれるという効果も期待できるのです。
夏野菜カレーの栄養効果
夏のカレーには、夏野菜が大活躍です。夏野菜はカレーにとてもよく合い、見た目も彩り豊かなことから、食欲を増進させてくれます。
カレーによく合う夏野菜はどのようなものがあるのでしょうか。
カレーによく合う夏野菜と、その栄養効果について説明していきます。
ナス
ナスの栄養価はあまり高くありませんが、ナスは体を冷やしてくれる作用があります。また、皮に含まれる色素はポリフェノールの一種で抗酸化作用があり、活性酸素が増えることによって起きる生活習慣病などを予防する効果が期待できます。
ズッキーニ
ズッキーニはかぼちゃの仲間で、β-カロテンが多いのが特徴です皮膚や粘膜を強くする効果が期待できるので、免疫力を高め夏風邪の予防などにも威力を発揮します。
オクラ
オクラの最も注目したい栄養素は、ネバネバ成分の「ムチン」です。ムチンは、喉や鼻の粘膜を保護する働きがあることから、ウイルスの侵入を防ぐ効果が期待できます。
また、胃の粘膜を守る働きもあるので、冷たい物を摂りすぎてしまうことによる胃腸不良から、体を守る効果も期待できます。
パプリカ
赤パプリカは、カプサイシンという赤い色素が含まれており、新陳代謝を活発にし、冷え症や疲労回復の効果が期待できます。黄色のパプリカは、肌の老化を防ぐ成分が、オレンジ色のパプリカには、赤と黄色の両方の栄養成分が含まれており、美肌効果や生活習慣病の予防効果が期待できます。
トマト
トマトの赤い色素はリコピンという成分で出来ており、老化防止や生活習慣病の予防など、高い抗酸化作用を持っていることが解かっています。アスパラガス
アスパラガスにはビタミン類が豊富に含まれています。また、アミノ酸の一種である、アスパラギン酸の成分により、免疫力のアップや疲労回復効果、美肌効果や肝機能の改善など様々な効能を発揮してくれます。
夏野菜カレーの作り方
基本的には普通のカレーを作る時と同じように作ります。お肉も、牛肉や豚肉、鶏肉やひき肉、なんでもOKです。
ただし、夏野菜は煮込むと色が変わりやすいものが多いので、先に炒めておいて、後でカレーに混ぜ合わすようにすると、色鮮やかな夏野菜カレーが仕上がります。
また、夏野菜は油と相性の良いものが多いので、夏野菜を素揚げにしてカレーの上にトッピングをするように盛りつけると、より鮮やかな色の夏野菜カレーの出来上がりです。
夏野菜の作り方の動画を用意しましたので参考にしてください。
ナス・赤パプリカ・ズッキーニ・オクラを使った夏野菜カレーの作り方
まとめ
いかがでしたか、夏にカレーが効果的な理由や、夏野菜を使ったカレーの栄養効果やレシピなどを紹介してきました。夏に旬を迎える野菜は、夏に弱りやすい私達の身体にたくさんの栄養を届けてくれる頼もしい食材です。
食欲を増進させるスパイシーなカレーと一緒に食べて、暑い夏に負けないよう元気に過ごしましょうね。