里芋の栄養で免疫力アップ!低カロリー&美容効果がさらに上がる食材を合わせて作る美肌レシピ
里芋の煮っころがしといえば、代表的な家庭料理で、子供から大人まで大好きなメニューのひとつですが、里芋にはどんな栄養があり、私達の身体にどのような効果をもたらせてくれるのでしょうか。
今回は、この里芋に注目して、栄養効果や美容に効果のあるレシピなどを紹介して行きたいと思います。
里芋の栄養効果は?
里芋は秋に旬を迎える野菜で、寒い冬を過ごすために身体を守ってくれる、身体に嬉しい栄養素がたくさん詰まっています。カリウム
里芋は、イモ科の中でもトップクラスのカリウムを含んでいます。カリウムは、塩分を排出し高血圧を予防したり、むくみを改善したり、老廃物の排出を促したりします。
里芋のカリウムはデンプンに守られているため熱に強く、調理しても流れ出しにくいという特徴を持っています。
カリウムが不足すると、食欲不振や脱力感などの症状が現れてくるため、冬に向けて免疫力を向上させるためにも、大切な栄養素といえます。
ガラクタン
里芋の独特の粘りはガラクタンという食物繊維の一種です。ガラクタンは水溶性食物繊維で、腸内環境を整え、美肌効果や便秘の予防効果が期待できます。
また、ガラクタンには免疫力を高める効果があり、ガンの抑制効果や生活習慣病の予防なども期待が出来ます。
ムチン
ムチンもガラクタンと同様に食物繊維の一種です。里芋の独特のぬめりが、胃や腸の粘膜を守り、消化吸収を促進させ肝臓や腎臓の機能を強化してくれる効果が期待できます。
疲労回復効果や生活習慣病の予防などの効果も期待できます。
食べ過ぎると身体にどんなリスクがある?
里芋は水分が多いので、他のイモ類に比べて低カロリーなのが特徴です。低カロリーで、美肌効果や便秘解消効果も期待できる里芋なので、美容やダイエットにも効果的です。
しかし、食べ過ぎるとダイエットどころか肥満に繋がってしまいます。
里芋は水分が多く低カロリーなので、腹持ちが悪いことから、間食が増えたり、次の食事の量が増えたりする可能性が出てきます。
そうなると結果的には、ダイエットとは縁の無い食材になってしまうのです。
また、里芋のレシピは、お砂糖を使った煮物などに使う場合が多く、ダイエットをしている人は調味料にも気を付ける必要があります。
私は、冬にカレーやシチューを作る時はじゃが芋ではなく、里芋を使います。
じゃが芋よりカロリーが少なく食物繊維も多いので、同じカレーを頂くのであれば、ダイエットにもなり免疫力もアップすることが出来るからです。
里芋を使った美容に効果があるレシピ
低カロリーで美肌効果や便秘解消効果を持つ里芋ですが、他の食材との相乗作用により、もっと美容に効果が出るレシピを紹介します。牡蠣と冬野菜の豆乳クリームシチュー グリーンオイル
牡蠣と冬野菜の豆乳クリームシチュー グリーンオイルのレシピを動画で紹介します。美容に良いと言われる冬野菜に牡蠣を加え、さらにすりおろした里芋を加えて作る豆乳クリームシチューは、美肌作りの模範となるようなレシピです。
牡蠣と冬野菜の豆乳クリームシチュー グリーンオイルレシピ動画はこちら
冷凍里芋と手羽先のホッコリ煮
冷凍里芋を使って炊飯器で作るとっても簡単な、冷凍里芋と手羽先のホッコリ煮の紹介です。手羽先のコラーゲンがさらにお肌をプルプルにしてくれる美肌レシピです。
冷凍里芋と手羽先のホッコリ煮レシピ動画はこちら
イカと里芋の煮もの
里芋に加えイカがもつ強い抗酸化作用で美容効果が期待できる、イカと里芋の煮物の紹介です。イカに含まれるタウリンという成分が代謝をよくする働きがあるので、里芋と煮物にすることによりダイエット効果も期待できます。
イカと里芋の煮もの のレシピ 動画はこちら
最後に、里芋の下処理で、里芋の皮がツルンと剥ける動画を紹介します。
こうすればヌルヌルとして剥きにくい里芋もツルンと剥くことが出来ますよ。
里芋の皮が「つるんっ」とむける超簡単な方法
まとめ
いかがでしたか、栄養効果や美容に効果のあるレシピなどを紹介してきました。免疫力が低下すると、風邪の菌やインフルエンザウイルスなどにかかりやすくなってしまいますが、里芋は免疫力が低下しやすい冬に向けて、ぴったりな食材です。
また、里芋の食物繊維が持つ美容効果と、他の食材を合わせてさらに美しさに磨きをかけるレシピも頂くことが出来ます。
里芋を食べて健康な毎日を過ごしましょうね。