知っておきたい常識シリーズ【お彼岸と秋分の日】おはぎを供えてご先祖様をしのびましょう
秋分の日は「昼と夜の長さが同じになる日」ということをご存知でしたか?
実際は、少し昼の方がまだ長いんですが、ほぼ同じになる日と言われています。
秋分の日から連想されるのはお彼岸やおはぎ等が思いつくと思います。
そこで、お彼岸やどうしておはぎを食べるのか秋分の日について調べてみました。
秋分の日とはどういう日
秋分の日は昼と夜の長さが同じになると言われています。また、【先祖を供養したり、亡くなった方々をしのぶ日】でもあります。
秋分の日を中心に一週間を「秋彼岸」と言います。
その時に、家族揃ってお墓参りに行ったり、仏教各派では、秋季彼岸会が行われたりします。
秋分の日の3日前は「彼岸の入り」、3日後は「彼岸の明け」と言い、その7日間を「お彼岸」と言います。
そして、「彼岸」とは、もともと仏教語で、「亡くなった先祖達の霊が住む世界」のことなんです。
なので、お彼岸には、亡くなったご先祖様達の霊を供養するためお墓参りへ行くのです。
ちなみに、今年のお彼岸は9月23日です。
その日は、家族そろって供養してあげましょうね。
お彼岸におはぎを食べるようになった理由
秋分の日とお彼岸の意味がわかったところで、今度は、お彼岸に、おはぎを食べますよね。どうしておはぎを食べるのかと思ったことはありませんか?
ご先祖様を供養するためにはお供えするのもが必要ですよね。
お彼岸にお供えをするのは、おはぎです。
おはぎをお供えするのには、ちゃんと意味があります。
おはぎの材料である小豆は、中国から漢方薬として江戸時代に伝わり、当時は、おはぎを作る時に必要な砂糖が、とても高級な食べ物でした。
ですので、大事な節目や大切な人へのおもてなし品として珍重されてきたのです。
小豆の色が赤いため魔除けになるとも言われており、お彼岸の時期に邪気を払いご先祖様に差し上げられる食べ物にふさわしいということで、
おはぎがお供えられるようになったわけです。
まとめ
秋分の日とお彼岸やおはぎについて調べてみました。参考になったでしょうか?
どれも、ちゃんと理由があるんですね。
ずっと昔から続いていることが、今でも受け継がれています。
お彼岸にはおはぎをお供えしてきちんとご先祖様を供養してあげましょう。
こちらも読んでみて下さい。
→蒸し器が無くても炊飯器や圧力鍋で代用できる簡単おはぎの作り方