知っておきたい常識シリーズ【七五三で母親が着る着物やメイクに関するマナー】
10月後半に入ると、七五三の時期になりますね。
早い方ではもうすでに写真の前撮りを夏の間に済ませている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、雪が多く降る地域や寒さが厳しい地域は、10月上旬に行ってしまう方たちもいると思います。
今年初めて七五三を行う予定のお子さんがいるご家庭は、調べながら予定を組んでいることと思います。
せっかくの記念に残る行事なので、お子さんと一緒に着物を着たいと思うお母さんも多いのではないでしょうか。
今回はそんなお母さんの着物やメイクなどの疑問について書きたいと思います。
七五三で母親が着る着物の選び方
実際“着たい!”と思ってもどんな着物を選んだらいいのでしょうか。七五三は、神聖的な行事の一つで、子供が無事成長していることを感謝して、神社やお寺の神様に報告・感謝をする儀式です。
そのため、あまり派手な格好は避けてください。
前撮りのあと写真スタジオで貸してもらええるところもあると思いますが、自分で選ぶ場合は訪問着、附下などで、落ち着いた柄や色を選びましょう。
訪問着や附下は、洋服でいう“フォーマル”の部類に入ります。
色や柄ですが、落ち着いた色であれば問題ありません。
お子さんの着物と同系色でまとめても可愛いですね。
中には柄に季節や意味がある着物がありますので、調べてみてください。
私もそうですが、最近の方は着物の種類が分からない方も多いようです。
家にある着物やいただいた着物がある場合で、どの着物が向いているか分からない場合は、おばあ様やいただいた方、着物の入った包みに書いてあるブランドに聞いてください。
“聞くのが恥ずかしい”と、聞かずに間違った着物を着て行ってしまうと、聞く以上に恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。
せっかく記念で着るのですから、しっかり合った着物を選びましょう。
七五三で母親のメイクはどのようなものがいい?
一言でいうと、落ち着いたメイクです。普段自分でメイクしている方は、あまりない機会なのでプロに頼んでみるのもいいと思います。
自分でメイクされる方は、
- ベースメイクはマットに仕上げる
- アイメイクは茶色などの落ち着いていて、かつ濃くなり過ぎないようにする
- アイラインを引く場合には細くしっかり描く
- マスカラはしっかりつける
- つけまつげをつけたい場合は毛量を抑えて、自然な感じになる様にする
- シャドウや口紅はパール感やラメが入っていないものを選ぶ
最後に
七五三はあくまでお子さんの記念行事です。お子さんより目立つことの無いように気をつけることもマナーの一つです。
1度しかない行事です。
マナーを守って良い思い出を残してください。