風邪に効く卵酒の驚くべきパワー!風邪薬との飲み合わせは?子供にも安心して飲ませられる卵酒レシピ
最近では、風邪の症状を感じると、簡単に市販の風邪薬を手に入れることができますが、昔は、風邪に効く飲み物として「たまご酒」が伝えられてきました。
今回は、風邪に効くと言われている「たまご酒」の栄養や効果について紹介したいと思います。
お酒なのに子供に飲ませても大丈夫?風邪薬と飲みあわせても大丈夫?などの疑問にも答えていきますので参考にしてくださいね。
たまご酒の作り方や栄養の効果はどういったものがある?
昔から、風邪を引いたら「たまご酒」と言われてきましたが、たまご酒には風邪に効くどのような効果があるのでしょうか。たまご酒は、日本酒と卵で作るとてもシンプルな飲み物です。
このたまご酒には、驚くべきパワーが含まれていたのです。
身体を温める
日本酒のアルコールは、身体を温める作用があります。体温が1℃上昇すると、免疫力は60%、基礎代謝は10%アップすると言われています。
体温を温めることにより血液の流れが良くなり、免疫力を持った白血球が身体の中を巡ってウイルスや細菌を攻撃してくれる働きがあります。
豊富な栄養
卵には。良質なタンパク質を構成するのに必要な8種類の必須アミノ酸が、全てバランス良く含まれています。これらのアミノ酸が、自然免疫力を高めてくれます。
また、ビタミンA・B1・B2・D・Eなどのビタミンが豊富に含まれています。
ビタミンとしての働きだけでなく、免疫細胞や代謝機能のコントロールをし、体力を回復させる働きがあります。
リゾチーム
卵の卵白に含まれている「リゾチーム」という成分には、菌やウイルスを殺菌し免疫力を高める働きがあります。また、鼻水や痰のキレを良くする効果も期待できます。
たまご酒のパワーがわかったところで、たまご酒はいつ飲めばよいのでしょうか。
アルコールの作用を考えると、就寝前がお勧めです。
身体を温め、良質な睡眠をとることにより、体力を回復し風邪の症状を軽くすることが期待できます。
たまご酒の作り方を動画で紹介します。
日本の風邪ごはん「たまご酒」
子供が飲んでも大丈夫?
日本酒と卵で作るたまご酒は、子供が飲んでも大丈夫なのか気になりますよね。日本酒を沸騰させて、ライターなどで火をつけて飛ばせば、アルコール分は無くなります。
しかし、アルコールを飛ばしてしまうと身体を温めてくれる作用に疑問が出ますよね。
そこで、子供たちにも安心な、ノンアルコールの甘酒でたまご酒をつくってみてはいかがでしょうか。
米麹から作られた甘酒は、身体を温める効果のある発酵飲料です。
甘酒で作る「たまご酒」の作り方
・卵をといて裏ごしをする・温めた甘酒に裏ごしをした卵を、固まらないようにゆっくり注ぎ入れる
お好みでお砂糖や蜂蜜を入れてもOKです。
これなら、安心してたまご酒を飲ませてあげることができますね。
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風邪薬と飲みあわせても大丈夫?
たまご酒は、風邪薬と飲みあわせても大丈夫なのでしょうか。風邪薬と一緒にアルコールを取ると、薬の副作用が強く出る危険性があります。
眠気が強く出るだけでなく、意識がもうろうとしたり、重症化した場合は意識障害を起こしたりする可能性もあります。
たまご酒と風邪薬は併用しないように注意することが必要です。
また、お酒の弱い人や、卵アレルギーの人にも注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか、風邪に効くと言われている「たまご酒」の栄養や効果について紹介してきました。こうして見ると昔から言われている、風邪を引いたら「たまご酒」というのは理にかなっていたのですね。
皆さんも、風邪を引いたかなと感じたら、たまご酒を頂いてみてはいかがでしょう。
免疫力を高め、身体を休める効果で、風邪の症状を緩和することが期待できますよ。