夏のガーデニングで手入れが楽な多年草5選と失敗しない育て方選び方
暑い夏がやってきますね。
通勤や通学、お買い物に出かける時、毎年咲いている花を見て夏を感じる人も多いのではないでしょうか。
また、夏の暑い盛りに、元気よく咲いている花を見ると、自分も頑張らなくてはと背中を押されたような気持ちになる人もいらっしゃることでしょう。
今回は、ガーデニングで手入れが楽で育てやすい、毎年咲いてくれる多年草を紹介したいと思います。
夏の空の下で咲くお勧めの多年草の、お手入れ方法なども説明していきますので参考にしてみてくださいね。
夏に花を咲かせる多年草のお勧め5選
多年草とは、2年以上枯れずに花を咲かせる植物のことをいいます。花が咲いたら枯れるというわけではないので、植え替えをする必要もなく手間をかけずに毎年綺麗な花を楽しむことができます。
それでは、夏に咲く多年草の植物はどのようなものがあるのでしょうか。
ガザニア
ガザニアはキク科の多年草で勲章のように鮮やかな花を咲かせることから「勲章菊」とも呼ばれています。
毎年花を咲かせるコツは、花が枯れると花の付いている茎の根元から切り取るようにします。
そうすると、種が出来て栄養分を取られることなく毎年美しいガザニアを観賞することができます。
種まき:4~5月・嫌光性 ※光が発芽の妨げとなるので確実に土で覆う
発芽時期:種まきから約1週間
開花期:5~10月
肥料 :液体肥料、開花期のみ10日に1回
植え替え:3~5月
花の色:橙・白・黄・ピンクなど
花言葉:「あなたを誇りに思う」「煌びやか」
ペチュニア
ペチュニアはナス科の多年草です。
たくさんの可愛い花をつけることから、夏のガーデニングには欠かせない植物のひとつです。
花を長く楽しむコツは、茎を伸ばしながらどんどん花をつけるので枯れた花はこまめに取り、伸びすぎた茎は刈り込んで風通しを良くするようにしましょう。
種まき:4~5月・多光性 ※覆土はしない
発芽時期:種まきから約10日
開花期:5~10月
肥料 :液体肥料、種まきから開花終了まで10日に1回
植え替え:3~5月
花の色:紫・白・黄・青・ピンクなど
花言葉:「あなたと一緒なら心が和らぐ」「心のやすらぎ」
アガパンサス
アガパンサスはユリ科の多年草です。
植えっぱなしでも良く育つため、畑の横に植えてあるのを、家の近所でも見ることができます。
花が終わると、花の付いている茎の根元から切とっておくと来年も綺麗な花を咲かせてくれます。
アガパンサスは種から育てると開花するのに4~5年の月日がかかってしまいます。
球根から育てるのがお勧めです。
球根を植える時期:4~5月・上部分を地上に出す
開花期:6~9月
肥料 :固形の油かすや化学肥料を年に2回春と秋に株の元に置く
植え替え:3~5月
花の色:紫・白・青
花言葉:「恋の訪れ」「ラブレター」
カンナ
真夏の太陽の下で鮮やかに咲き誇る「カンナ」は、夏の花の女王といっても過言ではないくらいの迫力があります。
とても強い植物なので、初めて花を育てる人でも簡単に花を咲かせることができます。
球根を植える時期:4~5月・球根の上に5cmくらい土が覆うように植える
開花期:6~10月
肥料 :液体肥料・開花時に月2回
植え替え:3~5月
花の色:白・赤・橙・黄
花言葉:「熱い想い」「情熱」
オシロイバナ
花は夕方から開花し朝にはしぼみます。
花が終わり、ついた種を割ってみると白い粉がでてきます。
この粉をみた、江戸時代の博物学者、貝原益軒が「オシロイバナ」と名付けたと言われています。
特に手を加えなくてもどんどん育ちます。
花は1日でしぼんでしまいますが、爽やかな香りを漂わせ、次から次へと花をつけるので、長い期間楽しむことができます。
種まき:5~6月・嫌光性
発芽時期:種まきから約10~20日
開花期:7~10月
肥料 :植えた時の肥料以外必要なし
植え替え:植え替えの必要はない
花の色:紫・白・黄・青・ピンクなど
花言葉:「恋を疑う」「臆病」
まとめ
いかがでしたか、ガーデニングで手入れが楽で育てやすい、毎年夏に咲いてくれる多年草を紹介してきました。この春から夏に咲いてくれる多年草のガーデニングに挑戦してみませんか。
夏に咲く多年草は乾燥した土を好むものが多く、手入れも楽なので育てやすいですよ。