いつでも新鮮!里芋の保存方法3+1つのポイント 【秘訣はベランダや庭の畑で】
里芋が一番美味しいのは10月から12月までの間です。
イモ類の中ではカロリーが少なく、食物繊維やカリウムが豊富です。
また、里芋のぬめり成分をガラクタンといい、免疫力を高めてくれます。
さらに、ぬめり成分の中にはムチンという成分が含まれており、消化、吸収を高めてくれる役割を果たしてくれます。
とても体に良いとされる里芋ですが、どのような保存方法が適切なのでしょうか?
これから里芋の保存方法について説明していきたいと思います。
美味しい里芋の選び方
最近では皮を剥いだ里芋や、水煮にしてある里芋をよく見かけますが、美味しい里芋を選ぶのであれば泥付きのものがおすすめです。手に入りにくければ、少し土のついた皮付きの里芋を選びましょう。
里芋の皮はしっとりとしている感じのものが美味しく、形は固くて丸みがあり、傷がついていないものを選びましょう。
里芋を美味しく保存する方法
美味しい里芋をみつけても一度に使いきれないことってありますよね。そんな時、どのように保存するのがよいのでしょうか。
- 皮付きの里芋は、10℃から25℃での常温保存が良いといわれているので、それ以上の温度になる場所で保存するときは、野菜室が安心です。
新聞紙に包んで乾燥をさせないように保存します。
この保存方法で約一ヶ月保存することができます。 - 里芋がたくさんありすぎて冷凍保存したい場合は、皮を剥いてお米のとぎ汁で固めの下茹でをします。
お米のとぎ汁を使って茹でるとあくも一緒に取ることができます。
茹で終われば、水分を適当にふき取り冷凍保存パックに入れて保存します。
この方法であれば冷凍庫で一ヶ月から二ヶ月保存することができます。 - または、きれいに洗った里芋を、皮付きのまま電子レンジで柔らかくなるまで温めます。
その後、皮を剥き冷凍保存する方法もあります。
電子レンジで温めて皮を剥くと、とても剥きやすくなっています。
使いたい料理の形にカットして冷凍保存しておくと便利ですね。
里芋を土の中で保存
里芋は、ベランダでも育てることができます。芽の出た里芋をプランターに入れ土をかぶせ発芽するのを待ちます。
芽が成長するのを待って大型のプランターに移し替えて育てていきます。
1つの芽から20個近くの里芋が収穫できます。
保存方法としては、里芋を掘り起し、里芋の根の方を上に向け、逆さまにして上から土をかけ保存します。
掘り起こさない場合は茎を切り上に土を覆い5℃以下にならないように保温性を高めて保存します。
こうすればいつでも新鮮な里芋をいただくことができますね。
まとめ
里芋の保存方法について説明してきました。里芋は、もともと腐りにくい野菜ではありますが、購入したまま放置しておくと、一週間程で傷み始めてきます。
美容にもよく、ダイエット効果も期待できる体に優しい里芋を、いつも新鮮な状態で美味しく食べるために、ぜひ参考にしてみてください。
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→スグに使える作りたい料理に合わせた里芋の下ごしらえと冷凍保存の3つの方法