今さら聞けない失敗しない栗の茹で方3つの方法で甘くて美味しい茹で栗を作る
栗の美味しい季節になりました。
栗ごはんや渋皮煮、色々な料理方法がありますが、栗の味を素朴に楽しむには、やはり茹で栗ですよね。
秋になると、おばあちゃんが茹でた栗を、ザルにいっぱい入れて持ってきてくれました。
それを包丁で半分に切って、スプーンでくり抜きながら食べていきます。
シンプルな栗の甘さが美味しくて、何個も何個も食べていたことを思い出します。
そこで今回は「美味しい茹で栗の作り方」を紹介していきたいと思います。
栗の甘みを引き出す方法
まず、生の栗を水の中につけてみましょう。沈んだ栗は中身がぎっしり詰まっていてよく熟した栗だということになります。
茹で栗には、沈んだ方の栗を使います。
浮いた栗が美味しくないというわけではありません。
浮いた栗も色々な料理に使えますが、茹で栗にするのなら、沈んだ栗の方がホクホクしていて美味しいということです。
浮いた栗と、沈んだ栗に分けて、乾燥しないようにポリ袋の中に入れ、冷蔵庫のチルドルームで3日以上保存します。
チルドルームで保存することにより「冬の状態」をつくって、栗の甘みを引き出していきます。
栗を茹でる
水に沈んだ栗の方を使って栗を茹でていきます。鍋に栗を入れ、水が栗に2cm程かぶるくらいに入れ、強火で茹でます。
沸騰すると火をゆるめ、お湯の中で栗が少し動くくらいの火加減で、40分から50分程度、茹でていきます。(栗の大きさによって茹で時間を加減してください)
茹であがると、茹でたお湯につけたまま栗を冷ましていきます。
茹であがったとき、お湯が栗より少ない状態が理想的です。
蒸し煮状態で茹でるほうが、美味しく仕上がる為、水が少なくなってきたら少し水を足しながら茹でていきましょう。
また、茹であがった栗をお湯の中で冷ますのは、アクを抜く効果があります。
冷めてからザルにあげてお召し上がりください。
塩を入れて茹でる方法もありますが、栗の味を良くするために入れています。
栗が持つ本来の甘みで、十分に美味しさを感じることができますが、お好みで塩を入れて茹でられてもかまいません。
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いろんな方法で茹で栗をつくる
茹で栗の作り方は、鍋だけでなく他にも方法があります。電子レンジで茹で栗を作る
まず栗のとがっている頭の部分に深く十字の切り込みを入れます。次に栗を耐熱容器に入れ、栗にかぶるくらいの水を入れます。
そしてラップをかけ、レンジで5分から8分加熱してください。
加熱が終わると、お湯につけたままの状態で栗を冷ましてから頂きましょう。
注意点としては、必ず栗の頭の部分に、しっかりと切り込みを入れてください。
卵などと同じで、栗が爆発する恐れがあり危険です。
圧力鍋を使って茹で栗を作る
栗のとがっている頭に部分に十字の切り込みを入れ、圧力鍋に栗を入れ栗がかぶる程度の水を入れます。そして8分ほど加圧したあと、自然に冷めるのを待ってお召し上がりください。(加圧時間は目安です)
注意点として、圧力鍋は便利ですが、取扱説明書をよく読んでお使いください。
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まとめ
いかがでしたか?美味しい茹で栗の作り方について説明してきました。栗を茹でていくのは時間がかかりますが、ホクホクとした茹で栗を頬張る瞬間を考えると、嬉しくなってしまいますよね。
また、新鮮な生栗をチルドルームで寝かしている時間も楽しみですよね。
この秋、美味しい茹で栗に、ぜひ、挑戦してみてください。