スグに使える作りたい料理に合わせた里芋の下ごしらえと冷凍保存の3つの方法
里芋をたくさん頂いただいたので、里芋を冷凍保存することに挑戦してみたいけど、皮むきとか下ごしらえとか色々な方法があって、どれを参考にしたらいいか迷ってしまいますよね。
里芋の下ごしらえや冷凍保存の仕方は、昔から伝わる方法や、電子レンジを使ったお手軽な冷凍保存の仕方までいろいろあるのです。
それでは「作りたい料理に合った、里芋の冷凍保存方法」を、これからわかりやすく、説明していきたいと思います。
里芋の下ごしらえと冷凍保存(その1)
まず皮をむきます。皮を剥くとき「面取り」をします。
面取りとは皮をむいた時にできた角を平らにする作業です。
この処理をすると、煮崩れすることなく見た目もきれいに仕上がります。
次に里芋を水から炊いていきます。
その時、「米」を大さじ1杯程度入れて(米のとぎ汁でもOK)半茹でくらいで火を止めます。
米を入れて里芋を下茹ですると、粘りをとることができ、煮崩れすることなく、色よく仕上げることができます。
その後、さっと流水で洗い水分を拭き取ってから冷凍保存パックに入れ冷凍庫に保存してください。
このような下ごしらえをした場合の里芋の料理方法は、「里芋の含め煮」などがおすすめです。
べったりとした粘りもなく、形も良いためとても上品な里芋料理を作ることができます。
里芋の下ごしらえと冷凍保存(その2)
レンジで簡単に下ごしらえをしてみましょう。まず、皮を丁寧に洗います。
里芋の両端を切り落とし、耐熱皿に入れて5個なら5分程度加熱します。
里芋の両端を切り落としておくのは後で皮をむきやすくするためです。
加熱終了後、早いうちに皮をむきます。
長時間おいておくと、泥臭さが残ってしまう恐れがあるからです。
里芋が完全に冷えたら、冷凍保存パックにいれて冷凍します。
このような下ごしらえをした里芋は、コロッケにしたり、鶏肉やイカなど、出汁の出る食材と炊いたりするのが良いでしょう。
多少の型崩れも、とても美味しく見えますよね。
刻んで冷凍保存しておくと、お汁の具や茶わん蒸しの具にも、使うことができます。
里芋の下ごしらえと冷凍保存(その3)
里芋の下処理の紹介で「塩」や「酢」なども紹介されています。里芋の「ぬめり」や「変色」を抑えるための作業です。
「ぬめり」はガラクタンやムチンという成分で、脳の活性化や、胃腸を守る役目があると言われています。
しかし、料理によっては、この「ぬめり」が、里芋の味を悪くしているので、里芋を剥いだ後、塩でもんだり酢水でよく洗ったりするのです。
先に紹介した「米のとぎ汁」で茹でるのと同じ効果があるのですが、家庭に伝わる様々なあく抜きや、ぬめり取りの方法があるので、一概にこの方法は違うとは言い切れません。
まとめ
いかがでしたか。里芋を使って作りたい料理に合わせた、里芋の下ごしらえと冷凍保存方法について説明してきました。
これなら、里芋をたくさんいただいても、無駄なく保存しておくことができますよね。
里芋を上手に保存して美味しい料理に仕上げてくださいね。