子供に上手に教える事が出来るブッシュドノエルの意味早分かり
寒くなってくると楽しみなのがクリスマスですね。
クリスマスにはサンタクロースやツリー、プレゼントなど、連想されるものはいくつかありますが、欠かせないものといったらケーキです。
そんな中でもブッシュドノエルは、クリスマスの定番ケーキだと思います。
そんなブッシュドノエルですが、どんな意味か知っていますか？
ブッシュドノエルはどんなケーキ？
まずブッシュドノエルですが、フランス生まれのケーキです。ブッシュは「木、丸太、切株、薪」といった意味があり、ノエルは「クリスマス」という意味があります。
見た目は、丸太に似た形になる様に、ロールケーキを使い、周りをチョコレートでデコレーションしています。
最近では生クリームでできたものや、バタークリームでデコレーションされたブッシュドノエルもあります。
一番オーソドックスなのが、長いままのロールケーキの表面をココアクリームで覆い、フォークなどでひっかいたように波型の筋をつけます。
さらに枝や雪をチョコレートやホイップクリーム、粉砂糖などで表して作る方法です。
他のケーキと同じように、お店で買うことが出来ますが、ロールケーキなどは既製品を購入して、その後は簡単に作ることが出来るため、比較的簡単に家庭でも作れると、クリスマスに人気です。
ブッシュドノエルが丸太なのはなぜ？
なぜブッシュドノエルは丸太のような形をしていて、名前にまで丸太と入っているのでしょうか？一番の有力な理由とされているのが、
「もともと北欧の古い宗教的習慣で使われていた丸太を、田舎の風習を守るためにパリのお菓子屋さんが作った」
からといわれています。
理由は他にもいろいろな説があり、いまだに何が正しいのか分かっていません。
ですが、諸説ある中から、いくつかご紹介します。
- 「キリストが生まれた時、誕生を祝って夜通し、暖炉で薪を燃やし続けた」という話から
- 「キリストが生まれた時、幼い救世主を暖めて護るため、薪を燃やした」という話から
- 「前の年に燃やした薪の灰が、次の１年の厄除けになる」という伝説から
- 「樫の木の薪を燃やすと、１年間無病息災になる」という神話から
- 「貧しい少年が、恋人にクリスマスプレゼントとして薪をプレゼントした」という話から
最後に
ブッシュドノエルは、神聖な意味がたくさん込められたケーキです。ロールケーキを買って来れば簡単に作ることが出来るので、今年のクリスマスには他のケーキとは別に、作ってみるのも良いと思います。
また、インターネットで調べると、たくさんの由来の説が出てくるので、“どんな意味があってこの形なのかな？”と考えながら食べるのも面白いと思います。
こちらも読んでみて下さい。
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