足の冷え性対策に効く食べ物は?食生活改善で気がつくと克服していた生活法
足の冷え症は辛いですね。
いくら靴下を重ね履きしても、足が冷たくて仕事に集中できなかったり、布団の中に入っても寝付けなかったり。
今まで「足の冷え症に効く」といわれることは何でも試してきたあなた、冷え症の改善は「その時だけ効く方法」では改善されたことにはなりません。
足の冷えにさよならをする努力をしてみませんか?
これから、足の冷えを体の中から取り除いていく生活方法を、お話していきたいと思います。
足が冷え症になる原因
まずは、自律神経の機能がうまく働かず、体温調節ができにくくなっている可能性が考えられます。運動不足や、不規則な生活、エアコンなどによる室内外の温度差、食べ物や、眠りの浅さなどが影響してきます。
女性ホルモンの低下も、自律神経の作用と大きく関係するため、冷え症の原因となります。
次に、靴や下着なども冷え症になる原因があります。
つま先のしまったパンプスや、引き締め効果のあるストッキング、今はやりの骨盤矯正下着など、血行が滞ってしまい、神経からの温度調節の指令が行きわたらなくなります。
骨盤矯正下着を着用して、レッグウォーマーを履いていても冷え症を促進しているようなものなのです。
また、筋肉の量が女性には少ないため、冷え症になりやすい体質と言われています。
筋肉の運動による発熱や血流量が少ないことが原因です。
自律神経を整えて冷え症を改善
自律神経とは、栄養を体の中に吸収したり、老廃物を排出したり自分の意識では動かすことができない神経のことをいいます。自律神経は、活動期の「交感神経と」休息期の「副交感神経」からなりたっています。
自律神経を100%とすると、職場で気の合わない人とチームを組んで仕事をする時、ストレスがたまり「交感神経」が99%の働きをし「副交感神経」は1%ほどになりストレスを感じる「交感神経」が増大します。
しかし、気の合わない人でも嫌なことを受け流してしまうことができれば「交感神経」と「副交感神経」のバランスは50%と釣り合いが取れてきます。
ストレスで自律神経のバランスが崩れる、というのはこういうことです。
自律神経のバランスが崩れると「体温調節をしなさい」という命令が働きにくくなるのです。
それでは、どのようにすればストレスを改善させる「副交感神経」を高めることができるのでしょうか。
まずは、早寝早起きが基本です。
お風呂は寝る前に、少しぬるめのお湯にゆったりとつかりましょう。寝る前のスマホは睡眠を低下させるのでやめましょうね。
適度な運動を心がけましょう。
ストレスを感じない運動がいいですね。会社に行くときはウオーキングシューズを履いて歩き、会社の前でパンプスに履き替える。ヨガをしてみる。エレベーターを使わず階段を上る。TVを見ながら足のつま先運動をしたりストレッチしたり、「○○しながら運動」を取り入れるのも効果的です。
体内時計を整えて、決まった時間に食事をとりましょう。
と、いっても忙しくて決まった時間に食事がとれるとは限りませんよね。しかし、朝食なら決まった時間に食べられるのではないでしょうか。
朝は体温も低く食欲も低下しがちですが、少しだけ早く起きて脳を目覚めさせ、充実した朝食を摂ることができれば副交感神経を十分に高めてくれます。
朝食を美味しく摂る習慣がつくと、目覚めた時には「お腹がすいた」と思うようになってきますよ。
アロマなどを使った香りも副交感神経を高めるのに大きく効果が期待できます。
好きな香りのアロマオイルでリラックスをして、ストレスを軽減させましょう。
「冷え」は自律神経の乱れからきているといわれています。
毎日の生活を改善しながら副交感神経を高めることによって「冷え」からの脱却を目指してください。
「いつの間にか足の冷えが感じられなくなった」という日が来ることでしょう。
毎日の生活を改善しながら副交感神経を高めることによって「冷え」からの脱却を目指してください。
「いつの間にか足の冷えが感じられなくなった」という日が来ることでしょう。
冷え症に良い食べ物とは
先ほど副交感神経についてお話をしてきましたが、副交感神経に良い食べ物を、まず紹介していきます。- 植物繊維の多いもの
ごぼうや蕎麦、きのこ類など腸の中でゆっくり消化していくものが良いと言われています - 発酵食品
納豆やキムチ、ヨーグルトなど自律神経にも働きかけ腸内環境も整えてくれます。 - すっぱいもの
レモンや梅干しなど酸味のあるものは唾液や消化液の分泌を促進してくれます。
副交感神経に良い食べ物とは、腸の働きを高める食物が良いとされています。
次に、体を温める食べ物を紹介していきます。
ネギやしょうが、唐辛子などはよく知られていますね 。
ビタミンCやEを含む食材も体を温めるのには効果的です。
たまねぎや、にら、ゴボウや白菜、人参など、ビタミンCやEを含む食物は色々あります。
そこで、副交感神経にもよく、体も温まるレシピを紹介します。
鶏肉ダンゴ鍋
- 鶏肉のひき肉に、ショウガ、ネギ、ごま油、お醤油少々を入れよく練りこんで鶏ダンゴを作ります(ショウガはたっぷり入れる方が美味しくなります)。
- お鍋に白菜、人参(ピーラーで薄くする)ごぼう(ささがき)ニラやきのこ類などを入れて鶏肉ダンゴ鍋の出来上がりです。
- ポン酢やレモン塩などでお召し上がりください。
冷え症を改善する食材ばかりをお鍋に入れて、心も体も温まりますね。
今では一年中色々な野菜が出回っていますが、夏の野菜は体を冷やします。
旬な食材を体に取り入れることも冷え症の改善につながっていきます。
まとめ
いかがでしたか、日々の生活を改善し、食生活に気を付けると「副交感神経」の上昇により体温をあげ、気がつくと冷え症が克服できている、というお話をしてきました。靴下を重ねてはいたり、レッグウォーマーで足元を温めたりしても一時的なものでそれほど効果は期待できません。
自分で温めようとする力を失わせてしまう結果になってしまいます。
運動する習慣を身につけ血行を促進させ、規則正しい生活で自律神経を整えることが「冷え」を克服する根本的な解決策なのです。
いつの間にか足の冷えから解消されていた、という日が来ればいいですね。