広島に夏を告げるお祭り圓隆寺とうかさん2016の見所を徹底紹介！

ちょうちんの画像
広島の街に初夏を告げるお祭り「とうかさん」をご存知ですか。
えびす講、住吉神社祭りと並んで、広島の三大祭りに数えられるお祭りです。
今回は「とうかさん」のお祭りの楽しみ方や、その他のイベント情報などを紹介していきたいと思います。

とうかさんってどんなお祭り？

「とうかさん」は広島市中区にある圓隆寺（えんりゅうじ）の総鎮守である「稲荷大明神」のお祭りで、稲荷を「いなり」と読まず、音読みで「とうか」と読むことから「とうか大明神」、「とうかさん」として親しまれてきました。

この圓隆寺にある「稲荷大明神」の御神体が「とうかさん大祭」の３日間だけ御開帳され、多くの参拝客で賑わいます。

また、圓隆寺を中心とした中央通りでは、歩行者天国となり様々なイベントが市民によって行われます。

毎年４５万人もの人で賑わい、まさに広島に夏を告げるお祭りとして、市民に愛されているお祭りです。

「とうかさん大祭」は別名「浴衣の着始め祭り」としても有名で、大勢の浴衣姿の女性が艶やかに祭りの雰囲気を盛り上げています。

「とうかさん」は毎年６月第１金曜日から土曜、日曜の３日間で開催されます。

とうかさん大祭日程

場所　　：圓隆寺
住所　　：〒７３０－００２９広島市中区三川町８－１２
ＴＥＬ０８２－２４１－７４２０
開催時期：２０１６年６月３日（金）～６月５日（日）

行事予定
６月３日（金）
御開帳法要・産業発展祈願祭

６月４日（土）
焚き上げ法要

６月５日（日）
御閉帳法要

開門時間：１２：００～２３：００（最終日は２２：００まで）
例年人出：４５万人

公式ＨＰ：http://www.toukasan.jp/

とうかさん大祭の参拝記念とは？「とうかさん」の楽しみ方は？見どころは？

圓隆寺の「稲荷大明神」に参拝をすませた後、本堂を降りると右手に「参拝記念コーナー」があります。

そこで初穂料３００円を奉納すると、参拝記念の「破魔うちわ」と「お楽しみ参拝記念品」を頂くことができます。

「破魔うちわ」は、とうかさん大祭期間中のみの取り扱いとなり、「稲荷大明神」の御分霊が１年間の厄災を背負って、幸福、長寿、健康、安全のお守りしてくださる有り難いうちわです。

その「破魔うちわ」が入っている袋に番号が記されていて、それが参拝記念のくじ引きの番号になっています。

参拝してくじ引きとは珍しいのではないでしょうか。

缶ジュースや駄菓子などが当たるのですが、空気清浄器や扇風機など豪華賞品も用意されています。

また境内に設置されている提灯の数は５００個もあり、夜になると一斉に提灯に明りが灯されます。

提灯の灯りがより一層「とうかさん」の祭りを盛り上げてくれます。

祭を盛り上げると言えば、「とうかさん」には、全国の露店が大集合することでも有名です。

６月にお祭りを開催する地域が少ないため多くの露店が集まります。

その数は１０００軒を超え、ずらりと並んだ露店を童心に戻って楽しむことができます。

とうかさんの様子の動画はこちら

浴衣の画像

「とうかさん」は別名「浴衣の着始め祭り」としても有名ですが、そのいわれは、戦前１６００坪もの広大な寺領を持っていた圓隆寺で、夏祭りになるとやぐらが組まれ踊りが楽しまれていたことから、踊りの衣装として浴衣が着られていたのではないかという説があります。

それが現在に至り、広島では「とうかさん」の時期から浴衣を着始めるようになりました。

また、この「浴衣着始め祭り」に合わせて「ゆかた」をコンセプトとする市民参加型のお祭り「ゆかたできん祭」が２００３年から始まりました。

「ゆかたできんさい」は広島弁で「ゆかたでおいで！」という意味です。

ゆかたショーやパレードなど、数々のイベントで広島の街がゆかた一色に盛り上がります。

ゆかたきん祭の様子の動画はこちら

ゆかたできん祭

主催　　：ゆかたできん祭実行委員会
問合せ先：ＴＥＬ０８２－２４５－１４４８（平日９：００～１７：００）
場所　　：中央通り・基町クレドふれあい広場、袋町公園など市内中心部一帯
開催時期：２０１６年６月３日（金）～６月５日（日）雨天中止
歩行者天国：中央通り６月３日（金）・６月４日（土）１９：３０～２１：１５

公式ＨＰ：http://www.chushinren.jp/eventinfo/yukata.htm

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