寝る前梅干しダイエット!食べる時間を守るだけで太りにくくなる方法
あなたはどんなダイエットをされてきましたか。
ダイエットしていても続かないし、痩せないし、リバウンドするし、色々なダイエットを試したけど全て無駄に終わった、という人も少なくないのではないでしょうか。
今回は、大幅なダイエットは期待できないけど、これなら毎日続けられそう、という「寝る前梅干しダイエット法」を紹介していきます。
梅干しの成分は?ダイエット効果のある成分とは?
私は太りやすい体質だから、とあきらめていませんか。太りやすい人と太りにくい人の差の一番の原因は基礎代謝です。
基礎代謝は生きていくうえで一番大切なエネルギーで、呼吸や体温調節など睡眠中でも消費されるエネルギーです。
基礎代謝は年齢を重ねると徐々に減少しはじめ、太りやすい体質になっていきます。
この基礎代謝をあげるために活躍してくれるのが「クエン酸」です。
今回紹介する「寝る前梅干しダイエット法」は梅干しの酸っぱさの成分「クエン酸」に注目しました。
食べたものをエネルギーに変える重要な働きをしているのが「クエン酸回路」とよばれるものです。
この「クエン酸回路」が十分な働きをすると効率の良いエネルギーが生まれ、基礎代謝が上がり、疲れをためない、肥満になりにくい身体を作るということに結びついていきます。
また、梅干しには、水に溶ける「水溶性食物繊維」と水に溶けない「不溶性食物繊維」がバランスよく含まれています。
「水溶性植物繊維」は水に溶けると粘液性のゲル状になり胃の中で長く留まっています。
そのため腹持ちがよくダイエット効果につながると言われています。
「不溶性食物繊維」は咀嚼回数が増えることで胃液や唾液を増やし満腹感を与えます。
水に溶けない繊維質で胃や腸で水分を吸収し膨らみ、便秘防止や体にとって有害な物質を排出するデトックス効果もあると言われています。
他にも、ダイエット効果が期待できる梅干の成分として「ポリフェノール」も大切な役目を果たしています。
ポリフェノールは、脂肪細胞に脂肪を取り込むのを防いでくれる効果があります。
このポリフェノール効果も肥満になりにくい身体を作るということに結びついていきます。
ダイエット効果につながる梅干しの食べ方は?注意点は?
「クエン酸」の一日の摂取量の目安は2gです。
疲労がたまっている人は5g程度摂取すればよいと言われています。
梅干で言えば2gはMサイズのもので2~3個です。
果肉の詰まった柔かいものを選ぶようにします。
しかし、塩分が強いので「食塩感受性高血圧」の方は気を付けてください。
減塩梅干しがおすすめです。
「クエン酸」は一度に大量にとればよいというものではありません。
一日の間にこまめにとることがおすすめです。
それではどのタイミングで梅干を食べるとダイエット効果に繋がるのでしょうか。
食べるタイミングは、夕食前に1個、寝る前に1個が効果的だと言われています。
夕食で食べたものを効率のよいエネルギーに変え基礎代謝を上昇させます。
また、寝ている時の基礎代謝を上昇させ、疲れをためない肥満になりにくい身体を作ります。
身体を温めたほうが質の良い睡眠に結びつくと言われているので、お湯に梅干を入れて「梅湯」にしていただくと良いのではないでしょうか。
基礎代謝とは、私たち人間が生命を維持するために必要なエネルギー代謝です。
そのため、基礎代謝が高い人は、体内からエネルギーを作り出す力が強く、低い人はエネルギーを作る力が弱い、ということになります。
基礎代謝が低いと、昔は徹夜でも平気だったのが、今では寝ても疲れが取れない、という状況にも陥る原因となります。
ここで基礎代謝を上げる、つまり体からエネルギーを作り出す能力を高める時に活躍するのがクエン酸なのです。
しかし、本来、ダイエットとは「健康的な体になる」という意味ですので、必ずしも「痩せる」ことがダイエットではありません。
人によっては少し体重を増やすこともダイエットとなるのです。
これまでの説明をわかりやすくした動画があるので紹介します。
まとめ
いかがでしたか、「寝る前梅干しダイエット法」についてお話してきました。劇的に痩せる!というダイエット法ではありませんが、脂肪を燃焼させて基礎代謝を上げるという意味では、簡単に長く続けられるダイエット方法ではないでしょうか。
ただ、梅干しだけを食べていればいいというだけではなく、ダイエットには規則正しい生活とバランスのとれた食生活が基本です。
この基本を前提に、1日2回梅干しを食べることで、効率よく基礎代謝を上げることができます。
毎日のダイエット法に取り入れてみてはいかがですか。