冬でも寒くない半身浴の入浴方法と温度は?美肌効果やリラックス効果も期待できる楽しみ方も
日本人はお風呂が大好きですよね。
ゆっくり湯舟に浸かって身体の疲れをとったり、ストレス解消したりする方も多いのではないでしょうか。
今回は冬の半身浴について説明していきたいと思います。
半身浴の効果や半身浴の適温、冬の半身浴の楽しみ方などを説明していきますので、冬のバスタイムの参考にしてみてくださいね。
半身浴の効果は?
半身浴は、冷え症や血行不良、ストレスなどを改善してくれる効果があると言われています。半身浴で湯舟に長く浸かることにより体内をしっかり温めることができ、血行を促進します。
血行が促進されると代謝がよくなりダイエットにも役立ちます。
半身浴を20分すると約32キロカロリーを消費すると言われています。
冬場はついつい運動不足になりがちです。
久しぶりに体重計に乗ってビックリした、ということにならないように、気軽にできるダイエット方法として半身浴を取り入れてみてはいかがですか。
また、汗をかくことによりお肌の老廃物を排出しやすくなり、デトックス効果も期待できます。
ニキビや吹き出物などのトラブルや肌のくすみなどを解消するのにも役立ち、半身浴は冬のお肌にとても優しい美容方法だということがいえます。
冬の半身浴はどのようにするのが効果的?
半身浴は湯舟に3分の1ほどのお湯を張り、お腹の少し上のあたりまで浸かります。半身浴をするための効率の良い温度は38度から40度くらいの間で、30分程度浸かっているのが良いと言われています。
熱過ぎるお湯や、長時間の入浴などは疲れの原因にもなるので入浴時間は守るようにします。
冬場の湯舟はすぐに温度が下がってしまうので、上半身が冷えて温まるどころではないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、冬の半身浴の効果的な方法を紹介します。
お湯の温度が40度であっても、お風呂場の室温が低ければ全身を温めるというわけにはいきません。
そこで浴室の室温を上げるということが重要になってきます。
浴槽に暖房器具がついていればそれを使用すればよいのですが、無い場合はシャワーで簡単に浴室を温めることが出来ます。
シャワーを高い位置に設置し、湯舟の設定温度より少し高温なお湯を出しながら、シャワーでお湯はりをします。
こうすることにより、シャワーから出るお湯の温度で浴室内がぽかぽか暖かくなってきます。
お腹の上のあたりまでお湯がきたら、両手を出してお風呂のふたを閉めます。
肩の寒さが気になるようでしたら、乾いたタオルを肩にかけます。
このようにして半身浴をすれば、冬の間でもゆっくりと身体を温めることが出来ます。
体温が上昇すると血行もよくなり代謝も良くなります。
免疫力もUPするのでインフルエンザ対策にもなりそうですね。
半身浴の正しい方法・温度・入浴時間の動画はこちら
冬の半身浴を楽しむ為には?
日本では、冬至の日に柚子を湯舟に浮かべて温まる習慣があり「ゆず湯に入れば風邪をひかない」といわれています。
冬至の日だけでなく半身浴にも利用してみてはいかがでしょう。
柚子でなくても「ミカン」で代用することが出来ます。
ミカンの皮には血行促進効果や保湿作用の成分が含まれています。
ミカンを食べた後の皮を細かく切り、袋に入れて湯舟に浸けて軽く揉んでみましょう。
そうすると体が温まるだけでなく、美肌効果やミカンの香りでリラックス効果も期待できますよ。
まとめ
いかがでしたか、半身浴の効果や半身浴の適温、冬の半身浴の楽しみ方を紹介してきました。寒い冬だからこそ体の芯から温まりたいですよね。
シャワーで浴室の温度を上げてから半身浴をすると、冬場でもポカポカ温まることができます。
ダイエットや美肌効果、免疫力アップにもつながる半身浴、寒い冬を元気に過ごしてくださいね。