日本一美しいイルミネーション神戸ルミナリエ今年も開催!幸せになれる募金とは?
今年もイルミネーションで盛り上がる季節がやってきました。
冬の冷えた夜の街を暖かく感じさせてくれるイルミネーションは、冬の風物詩ですね。
そこで今回は関西で一番多くの人が訪れる「神戸ルミナリエ」のイルミネーションを紹介していきたいと思います。
神戸ルミナリエとは
阪神淡路大震災の犠牲者への鎮魂と、街の復興を願い、夢と希望を持ち続けるために開催されたのが、神戸の街をイルミネーションで照らす「神戸ルミナリエ」です。ルミナリエとはイタリア語で「電飾」という意味を持ち、震災で打ちひしがれた神戸の街を活気づけるために、イタリアの光りの芸術と言われる、電気照明を駆使した光の彫刻を、復旧途上にあった神戸の夜に灯したのです。
その光の芸術は震災で打ちひしがれた人々に大きな希望と勇気、感動を与えました。
その後「神戸ルミナリエ」の継続を求める強い要望により、今年で22回を迎える光の祭典となりました。
阪神淡路大震災の犠牲者への鎮魂とともに、大震災から蘇った神戸の街を輝かせる希望の光の象徴として、今年も「神戸ルミナリエ」は荘厳な光を灯していきます。
2016年神戸ルミナリエのテーマは?
毎年、テーマを持って神戸ルミナリエは開催されます。今年のテーマは「光の叙情詩」です。
昨年に引き続き、製作デレクター、ダニエル・モンテベルデ氏が、屋根つきの回廊「ガレリアコペルタ」を展示します。
まず入り口の作品「フロントーネ」から「ガリレアコペルタ」へ、さらにその後ろに「ガレリア」のアーチが続きます。
長さ16m高さ15mの光りのトンネルが、「鎮魂の祈り」と「復興の喜び」を「光の叙情詩」に託して、明るい未来へと繋いでいきます。
2015年神戸ルミナリエの様子
神戸ルミナリエ基本データ
開催期日:2016年12月2日(金)~12月11日(日)開催場所:旧外国人居留置および東遊園地
メイン会場:東遊園地
点灯時間
月~木曜日:18:00頃~21:30金曜日 :18:00頃~22:00
土曜日 :17:00頃~22:00
日曜日 :17:00頃~21:30
※混雑状況により点灯時間の繰り上げがあります。
※荒天時には点灯を見合わせる場合があります
点灯式・消灯式
点灯式 :2016年12月2日(金)点灯の約15分前より開場所 :旧外国人居留地・三井住友銀行神戸営業部前広場
消灯式:2016年12月11日(日)
場所 :旧外国人居留地・ガレリア内
入賞料金:無料 ※神戸ルミナリエ募金に協力
例年の人出:平日 約20万人、土日 約40万人
電球の数 :30万個以上のLED電球
アクセス
電車 :JR神戸線・阪神・阪急「三宮」駅から南へ徒歩10分神戸市営地下鉄湾岸線「三宮花時計前」下車徒歩2分
※駐車場はありません。公共交通機関の利用がお勧めです。
神戸ルミナリエ公式サイト
ルミナリエ募金に協力を
「神戸ルミナリエ」は、大震災での犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、町の復興、再生への希望を託してきた光の祭典です。
しかし、2007年から兵庫県や神戸市からの補助金が打ち切りとなり、財政難により開催が危ぶまれる中、毎年開催されてきました。
神戸ルミナリエは人々の復興の証と、犠牲者の鎮魂の意を込めて多くの方の善意で開催されています。
会場では、1人100円募金コーナーが設置されています。
お賽銭のように100円を入れるのですが、昨年は、投げ入れたお金が鐘にあたると幸せになれる募金として、気軽に「神戸ルミナリエ」に協力することができるようになっています。
1人100円募金の様子はこちら
「神戸ルミナリエ」をこれからも継続するためにも、会場募金に協力をしたいですね。
まとめ
いかがでしたか、2016年神戸ルミナリエの紹介をしてきました。他のイルミネーションとは違う、鎮魂と復興の意味合いを持った繊細で美しい神戸ルミナリエの輝きは、日本で一番美しいイルミネーションといっても過言ではないでしょう。
未来へ繋ぐ光の祭典、神戸ルミナリエにどうぞお出かけください。