中・高校生の卒業文集の書き方!まじめに書く必要がない理由とは?
中学校、高校生活も終わりが近づいてきました。
そろそろ卒業文集の時期にさしかかってきたのではないでしょうか?
受験勉強でそれどころじゃないという人もいるでしょう。
何を書いていいかわからない、何も書くことがないという人もいるでしょう。
しかし、卒業文集は未来まで残る文集になります。
これから、卒業文集の書き方と例文を紹介していきますので参考にしてくださいね。
中学校の卒業文集はまじめに書くべき?何を書けばいい?
卒業文集にはなにを書こうかな?漠然と考えてもいい案は出てこないですよね。学校生活で何が一番楽しかった?「別に~」
部活動は頑張った?「頑張ったけど、終わったし卒業だし・・・」
友達とは楽しかった?「うん、普通~」
将来の夢は何?どんな仕事に就きたい?「そんなことまだわからないし・・・」
学生生活は「別に、普通に終わって、将来なんかわからない~」だから卒業文集なんて書くことない!
そう思っているあなた!それが正解です。
卒業式になるとなんとなく涙がこぼれて、少しは友達や両親や先生方への想いがこみあげてくるかもしれませんが、卒業文集を書く今の時期は「卒業文集なんて書くことない」そう思っている仲間が沢山いることでしょう。
なぜなら、学生生活を本当に振り返れるのは「もう少し先」だからです。
だけど、卒業文集は書かなくてはいけません。
何を書けばいいのでしょうか?
今の自分を書けばいいのです。
少し欲張ってジャニーズの○○くんに似た人と絶対結婚していると思います!というような話でもいいのです。
少しだけ希望の持てる卒業文集を書いてみてはいかがでしょう。
大人になって必ずもう一度見る機会が訪れます。
書くことが思いつかなくても、将来読み返した時、恥ずかしくない程度のことを卒業文集に書くのがいいと思います。
中学生の卒業文集の書き方と例文
まず書きだしは何でもかまいません。
思ったことをそのまま書いてみましょう。
部活について書こうと思う人は
『中学生活を振り返って、一番の思い出は部活です。夏休み暑いグランドで毎日汗を流し、悔しくて涙を流したこともあったけど、地方大会で優勝した時は本当に嬉しかった・・・・』修学旅行の思い出について書こうと思う人は
『沖縄に修学旅行に行ったときの想い出は忘れることができません。ひめゆりの塔にある資料館のことを思い出すと、今でも悲しく涙がこぼれてきます・・・』このような書き出しでも構いません。自分の思ったことから書きだして行けばいいのです。
そして、次への希望や夢に繋がる文章で終われば卒業文集にふさわしい文章になるでしょう。
このように書き出しが見つかる人はいいのですが、見つからない人は何を書いていいかさえも思いつきませんよね。
そんなあなたに、
「好きな歌のフレーズはありませんか?」
「好きなアニメの心に残っている名言はありませんか?」
例えばHey!Sey!JUMPの「瞳のスクリーン」の中の歌詞で
「迷い、迷い、迷って、それでも夢を、夢を、夢見て、思い届くと信じていくまで」
作詞:村野直球、作曲:馬飼野康二、編曲:鈴木雅也
というフレーズが好きだったら、そのことから世界を広げて文章にしてみましょう。
例えば
『中学生活を振り返って卒業文集を書けと言われたけど、部活もすぐにやめて、体育大会や文化祭も何気なく過ぎて、そうしている間に修学旅行も終わり高校受験に突入していた私・・
中学校生活を振り返ってみると「Hey!Sey!JUMPのファン活動に明け暮れていたかもしれない!!(中略)・・・
嫌なことがあると「瞳のスクリーン」という歌の「迷い、迷い、迷って、それでも夢を、夢を、夢見て、思い届くと信じていくまで」という歌詞にとても励まされました。』
また遊戯王のファンであれば「この世に不要の人間などいない・・・」といった遊星の名言を使って書くのもいいとおもいます。
そこから、未来に向けて続く卒業文章にすればいいのです。
どうですか?なんとなく書ける気がしてきましたか?
心に響く言葉が一つ出てくると、そこから色々な想いが生まれてくるので、中学生活を振り返ってその想いを書けばいいのです。
松岡修造さんの名言を集めたサイトを紹介しますね。
http://iso-labo.com/labo/words_of_SyuzoMatsuoka.html
(http://iso-labo.com/イソラボ)
高校生の卒業文集の書き方と例文
卒業文集で何を書いていいか頭を悩ませているあなた。高校生活を振り返っていまどんなことを感じていますか?
受験勉強でそれどころではない人、公募推薦で進路が決まっている人、就職先が決まった人など、卒業文集に書くことは現在の進路によってそれぞれ違うことでしょう。
しかし、高校3年間同じ校舎で過ごしてきた人達との思い出は、小さな思い出から、心に残る思い出まで沢山あるのではないでしょうか。
ここでは大きく4つに分けて、卒業文集の書き方を例文と共に紹介していきたいと思います。
・書き出し
・思い出
・将来について
・まとめ
まず書き出しでは
「あっという間に過ぎた高校生活・・」「長かったようで早かった高校生活・・」
「高校生活を振り返って今一番思うことは・・」
次に思い出では
「部活や文化祭、球技大会などで頑張った思い出」「修学旅行や芸術鑑賞会などで感動した思い出」
「通学が遠くて毎朝辛かった思い出や、通学途中友達と楽しかった思い出」
将来について、は現在の状況を含めて
「就職先が決まったのでプロの仕事人として・・」「大学に入学して○○を専攻したいので・・○○になる夢をもって・・」
最後にまとめでは
友達や先生へのお礼や感謝の言葉、同窓会などで再会したい気持ちがあることなどを書きましょう。いかがですか、文章のイメージがまとまってきたでしょうか。
また「座右の銘」とはいかないまでも、心に残る言葉を文章に組み入れると全体的に引き締まった文章になります。
「心に残る名言集」のサイトには、心に留まる言葉があるかもしれません。参考にして見られてはいかがですか?
心に残る名言集
http://meigen.keiziban-jp.com/
(まるちょん名言)
まとめ
いかがでしたか、中・高生の卒業文集の書き方と例文を紹介してきました。卒業文集とは「未来の自分が過去の自分を見る」ものとしてあるのだと思います。
こんなことを考えていたのだな~と過去の自分を見ることができる文章です。
「書け」と言われて書くのは難しいかもしれないけれど、未来の自分のために少しだけ頑張って書いてみてはいかがですか。
Comment
参考になりました。ありがとうございます。