住所知らない上司に年賀状を出す!恥をかかずに聞き出す方法は?
気がつけばもう12月、年賀状の準備はできましたか?
最近ではメールやラインで新年の挨拶を済ませる人が多く、20代男性では29%の人が年賀状を出さない、という調査結果が出ています。
しかし、日ごろお世話になっている会社の上司に年賀状を出す、というのはビジネスマナーでもあり、上司の好感度を上げるチャンスでもあります。
それでは住所のわからない上司にどのようにして年賀状を出せばよいのでしょうか。
年賀状を出したくても上司の住所がわからない時の対処法をこれから説明していきたいと思います。
上司に直接聞く方法
一番いいのは上司に直接聞く方法です。「年賀状を出したいので恐れ入りますが住所を教えていただけますでしょうか?」
あるいは、
「年賀状を送らせていただきたいのでご住所をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
このような聞き方で、住所録手帳のようなものを差し出せばよいでしょう。
最近では「年賀状を出すのがわかってしまうのが恥ずかしいから上司に直接聞けない」という内容の悩み相談を、ネット上で見かけますが「年賀状を出します」といわれて嬉しくない上司はいません。
また、「まわりの先輩から上司の住所を教えてもらう」というアドバイスもネット上で見かけますが、あまりいい手段ではありません。
年賀状を受け取った上司からすると「あいつがどうして自分の住所を知っているのだ?」と思われるかもしれないからです。
そう思われないためにも、直接上司に聞く方法が一番いいと言えるでしょう。
以前はどこの会社でも社員住所録というのが配布されていましたが、個人情報が保護されている世の中、住所を個人的に調べるのは困難です。
上司に年賀状をだすのは直接聞いて回れる範囲のひとでよいでしょう。
メールアドレスを渡す方法
上司の住所を、自分のメールアドレスを渡して知るという方法もあります。
自分のメールアドレスを書いた紙を渡して、
「恐れ入りますが年賀状を差し上げたいので住所を教えていただけませんか?お手透きの時で結構ですので、こちらまでお願いいたします」
こうして渡しておけば、時間のある時にメールで住所が送られてくるでしょう。
また、その場で住所を書いてくれる人もいるかもしれません。
メールで聞く方法
社内メールなどを使って聞くのであれば、「お忙しいところ失礼します。
新年のご挨拶を年賀状でお送りしたいので、お差し支えなければ住所を教えていただけないでしょうか?
お手透きの時でもご連絡をいただけると幸いです」
このような内容で聞かれてみてはいかがでしょうか?
また、どの場合にもいえることなのですが、年賀状を催促しているようにもとられますので、自分の住所を書く必要はありません。
上司の方から「君の住所も教えてくれよ」と言われるかもしれませんね。
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まとめ
いかがでしたか、住所がわからない上司に年賀状を出す対処法を紹介してきました。話は少しずれますが、先日子供が入院をしていまして、子供の友達がお見舞いに来るのに、
メールで病室の部屋番号を聞こうとしたらしいのですが、「お見舞いに行きたいのだと思われるのが恥ずかしくて聞けなかった」
そうです。
この記事を書いていて「上司に年賀状を出すのがわかってしまうのが恥ずかしいから直接聞けない」という悩み相談を見つけた時、最近ではこのような意識が働く若者が多いのだな、と感じました。
なにも恥ずかしくなんかないですよね!
話は元に戻しますが「お世話になった気持ちや、年賀状を出したい」という気持ちがあれば是非、上司の住所を聞いて年賀状を出すべきです。
上司の住所がわからない時、メールや自分のアドレスを渡す対処法も紹介してきましたが、やはり直接聞くのが一番いい方法だと思います。