男の浴衣の帯は左前。4つのポイントを知って初めてでも粋に楽々着付け
ゴールデンウイークも終わり、夏祭りや花火大会の時期が近づいてきましたね。
夏祭りと言えば「浴衣」ですよね。
最近では女性だけでなく、浴衣姿の男性もよく目にするようになってきました。
そこで今回は、男性の浴衣の着付け方を紹介したいと思います。
浴衣ってどちらを上にして着ればよかったのだろう?
右が上かな?左かな?と悩めば悩むほどわからなくなってしまった貴方に、絶対に忘れない着物の着付け方を紹介していきたいと思います。
男性が浴衣を着る前に用意するものは?
浴衣を格好良く着るために用意するものや注意点を紹介します。浴衣
浴衣のサイズは、どのようなものが自分に合っているのかわからない人も多いはず、そこで浴衣のサイズを選ぶ時に知っておきたいことをお話しします。まず、浴衣の着丈は、足のくるぶしが隠れるか隠れないかくらいを目安とします。
袖丈は手を斜め下にした状態で、手のくるぶしが出るくらいがちょうど良いとされています。
浴衣を仕立てた時はそのようになりますが、通販や仕立ててあるものだとサイズがわかりにくいですよね。
そういう時は身長から30cmほど引いた着丈が目安となります。
しかし、着丈は、くるぶしより下になると格好が悪いので、ジャストサイズがない場合は少し短めで着こなす方がいいですね。
肌着
浴衣の下には肌着を着ましょう。汗を吸ってくれるのと浴衣へ汗染みが付くのを防いでくれます。
また、滑り止めにもなり着くずれを防いでくれます。
肌着を着用するときは、丸首のTシャツを避けたほうが良いでしょう。
襟元からシャツがのぞくのはNGです。
浴衣は涼しげに、サラリと粋に決めると男前がUPしてくれますよ。
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年に数回しか着ないのに伴襦袢は勿体ないと思われるのでしたら、U首や深いVネックのシャツでもいいのではないでしょうか。
パンツは透けて見えても格好が悪くないものにしましょう。
ブリーフタイプのパンツでも、ボクサータイプのものでも構いませんが「ステテコ」であれば裾から見えても粋ですよね。
「ステテコ」も白がダサいと思われるのでしたら着物に合うおしゃれな柄物でもOKです。
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腰ひも1本
腰ひもにも色々なタイプのものがあります。化繊の腰ひもは滑りやすく着くずれがしやすいので、出来れば「正絹の腰ひも」か「モスリン(ウール)の腰ひも」が良いでしょう。
帯
男帯を結ぶのは難しいと思われる方には「ワンタッチ角帯」があります。これであれば帯を簡単に巻くことができます。
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下駄・雪駄
せっかく浴衣を着るのですから足元も雪駄や下駄で決めたいですよね。でも鼻緒の部分が足の親指と人差し指の部分にあたって痛くて歩けなくなったり、血だらけになったりしたことを経験されている人も多いのです。
鼻緒の部分を調節すればいいのですが、なかなか上手くいかない人に「はなおカバー」という便利なグッズがあります。
新しい下駄や雪駄で痛くなるのが心配なら前もって装着しておけば安心ですよ。
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信玄袋(巾着)
浴衣を着ると、ズボンのように後ろポケットがないので財布や携帯電話をどこに納めたらよいのか悩みますよね。大きくないものであれば袖の中に納めても良いのですがやはり気になってしまいます。
そういう時は「信玄袋」があると便利ですよ。
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浴衣の着付けの仕方は?
男性の浴衣の着付けで一番迷うのは、浴衣を合わせる時「左」が上だったかな?「右」が上だったかな?
ということではないでしょうか。
旅館の浴衣でも「あれ?どっちが上に来るのかな」と悩んでしまうことも多いはず、実際に、旅館の浴衣で間違えている人を見かけることもあります。
着物を着る合わせ方は男女とも同じです。
先に右手で着物を体に巻きつけ、次に左手で合わせます。
左で合わせたほうが「上」になります。
忘れそうであれば、
・胸の懐に右手がスッと入るように着る。
もしくは
・右手で浴衣の裾を持てるように着る。
このように覚えられると、いつでも迷わず浴衣を着ることが出来るのではないでしょうか。
逆に右側を上に着せる方法は、亡くなった方への着付け方なので、非常に縁起が悪いとされています。
絶対に間違えないようにしましょうね。
それでは浴衣の着方ですが、動画を用意しましたのでこちらを参考にしてみてください。
男性浴衣の着方・帯の結び方の動画はこちら
帯が面倒であれば、先ほど紹介したワンタッチ帯でもいいですよ。
浴衣を着るときに大切な4つのポイントは、
1.浴衣を左手で合わせたほうが上になる
2.腰骨の位置で腰ひもを巻く
3.後ろの縫い目を背筋に合わせて真っ直ぐに着る
4.男帯を結んだら背中の中心より少し左にずらす
この4つのポイントを押さえて浴衣を着ると格好よく粋に着ることができますよ。
まとめ
いかがでしたか、男性が浴衣を着る時に間違えない着方の方法や、ポイントなどを紹介してきました。この夏、彼女とお揃いで浴衣を着て、お祭りに出かけられてみてはいかがですか?
男性の浴衣姿はとても粋で格好いいので、新たな魅力が再発見できるのではないでしょうか。