2016六義園の桜の開花予想!ひと足早い桜のライトアップを見に行こう
今年もお花見の季節がやってきました。
東京でソメイヨシノよりひと足早く満開を迎え、夜桜も観賞できるシダレザクラをご存知ですか。
今回は、都会の真ん中で見事な夜桜を一番早く観賞することができる、東京都文京区にある「六義園(りくぎえん)」のシダレザクラを紹介していきたいと思います。
六義園(りくぎえん)ってどんなところ?
六義園は東京都文京区の駒込(こまごめ)にある国の特別名勝に指定されている大名庭園です。「六義」という名称は、中国の古い漢詩集の6種の形態からついた名称で、「六」(ろく)を漢音では「りく」と言うことから「りくぎえん」といわれるようになりました。
六義園にある庭園は、元禄8年五代将軍綱吉から、郡山藩柳沢家の屋敷用地として与えられた土地を、柳沢吉保が設計し作庭した庭園です。
「回遊式築山泉水庭園」と呼ばれ、庭の中心に泉水(せんすい※人工的に作られた池)があり、泉水の中央には「妹背山(いもせやま)」と呼ばれる築山(つきやま※人工的に作った山)があります。
そして泉水を取り囲むように、和歌で詠まれた名勝の景観が配置された庭園になっています。
柳沢吉保が和歌の世界を庭園に取り入れた、繊細で温和な日本庭園であると言われています。
昭和28年には国の特別名勝に指定されています。
この「六義園」のシンボル的な存在となっているのが、一本のシダレザクラの巨木です。
六義園のシダレザクラってどんな桜?
六義園の正門から、庭園の中心部に入る内庭大門をくぐった瞬間、巨大なシダレザクラに目を奪われます。高さ約15m枝幅は約20mあり、満開になったシダレザクラは、流れ落ちる滝のように薄紅色の花が咲き誇っています。
「六義園」満開のシダレザクラの動画はこちら
日没後のライトアップでは、青空に映える満開のシダレザクラとはまた違った一面を見ることができます。
幻想的な光に包まれたシダレザクラの巨木が、夜の風に吹かれて妖艶に花びらを揺らす様子は、とても美しく神秘的です。
「六義園」シダレザクラのライトアップ動画はこちら
また「大名庭園」もライトアップされます。夜の「六義園」をくまなく堪能することができます。
「六義園」大名庭園のライトアップ動画はこちら
シダレザクラの見頃はソメイヨシノよりもひと足早く見頃を迎えます。
例年、3月中旬から咲きはじめ1週間ほどで満開を迎えます。
「六義園」のシダレザクラのライブ情報を見ることができますので、こちらで確認していかれると満開の時期に出会えるのではないでしょうか。
六義園シダレザクラのライブ情報はこちら
シダレザクラの他にもソメイヨシノやサトザクラなどが植えられており、シダレザクラとはまた違った桜を楽しむことができます。
4月初旬には、シダレザクラの桜吹雪と、満開のソメイヨシノをみることができるかもしれませんね。
「六義園」では臨時のお茶屋も登場します。
桜を見ながら甘酒を頂いたり、軽食を頂いたりすることができます。
なかでもボリュームのある「団子」が名物で、醤油か味噌のタレを選ぶことができます。
タレがからみついた団子は、とても美味しく食べごたえがあり「六義園」の桜を見ながら団子を頬張るのが定番になっているほどの人気です。
六義園基本情報
所在地 :東京都文京区本駒込六丁目
見頃予想 :3月中旬~4月上旬
桜の本数 :約40本(ソメイヨシノ・ヤマザクラ・シダレザクラ)
夜桜観賞 :ライトアップ期間:3月17日~4月3日
ライトアップ時間:日没~21:00※同時に大名庭園もライトアップ
開園時間 :9:00~17:00(入園は16:30まで)
ライトアップ期間中21:00まで(入園は20:30まで)
休園日 :年末年始(12月29日~1月1日)
入園料 :一般300円・65歳以上150円・小学生無料・都内在住の中学生無料
例年の人出:約20万人
トイレ :園内4か所あり
問合せ :六義園サービスセンター TEL03-3941-2222
アクセス :JR山手線・東京メトロ南北線「駒込駅」下車 徒歩7分
都営地下鉄三田線「千石駅」下車 徒歩10分
※桜の開花期間中は「駒込駅」
から徒歩2分の染井門を開門
駐車場 :なし
六義園「公園に行こう」東京都公園協会の紹介ページはこちら見頃予想 :3月中旬~4月上旬
桜の本数 :約40本(ソメイヨシノ・ヤマザクラ・シダレザクラ)
夜桜観賞 :ライトアップ期間:3月17日~4月3日
ライトアップ時間:日没~21:00※同時に大名庭園もライトアップ
開園時間 :9:00~17:00(入園は16:30まで)
ライトアップ期間中21:00まで(入園は20:30まで)
休園日 :年末年始(12月29日~1月1日)
入園料 :一般300円・65歳以上150円・小学生無料・都内在住の中学生無料
例年の人出:約20万人
トイレ :園内4か所あり
問合せ :六義園サービスセンター TEL03-3941-2222
アクセス :JR山手線・東京メトロ南北線「駒込駅」下車 徒歩7分
都営地下鉄三田線「千石駅」下車 徒歩10分
※桜の開花期間中は「駒込駅」
から徒歩2分の染井門を開門
駐車場 :なし
お茶屋情報
さくら茶屋
時間 :10:00~20:00(ラストオーダー19:30)場所 :けやき広場
内容 :軽飲食やお土産などの販売
吹上茶屋
時間 :9:00~20:30(ラストオーダー20:00)内容 :抹茶と和菓子セットの販売
心泉亭
時間 :平日12:00~20:00(ラストオーダー19:30)土日祝10:30~20:00(ラストオーダー19:30)
内容 :抹茶と和菓子セットの販売
六義園の桜を楽しむために気を付けることは?便利な宿泊先は?
「六義園」の桜を楽しむために気を付けることを紹介します。
お茶屋ではアルコール類も販売されていますが、お花見をするにあたっての酒宴は禁止されています。
ペットの入園も禁止です。
夜桜に出かけられる方は、冷え込むので暖かくしてお出かけください。
桜開花期間は正門以外に「駒込駅」から2分のところにある「染井門」が開門されます。
連日大勢の人で賑わいますが、朝開門と同時に入場すると閑散としていてゆっくり桜を堪能することができます。
便利な宿泊先を紹介します。
「ホテルメッツ駒込」
ホテルメッツ駒込の紹介です。六義園まで300m駒込駅に直結した好立地でアクセス抜群のホテルです。「ビジネスホテル・プラザ駒込」
ビジネスホテル・プラザ駒込の紹介です。駒込駅まですぐ、六義園まで300mとアクセス抜群です。
スパやサウナも使い放題で女性専用スペースも充実しています。
「鳳明館」
鳳明館の紹介です。平成12年「登録有形文化財」に指定された鳳明館は、懐かしい畳の匂いのする旅館です。電車約16分、バスでは乗り換えなしで六義園まで行くことができます。
タイムスリップしたかのような鳳明館の雰囲気は、六義園の雰囲気にぴったりです。
まとめ
いかがでしたか、「六義園」のシダレザクラの情報を紹介してきました。東京に本格的な春を告げてくれる「六義園」のシダレザクラ、昼と夜では全く違った美しさを見せてくれます。
今年の桜めぐりは「六義園」から始めてみませんか?
桜を観賞しながら日本庭園を散策、都会にいながら素敵な日本を再発見できますね。