母乳が出ないのは栄養不足だから?産後の母乳に良い2大ハーブの効果と効能
ママになると誰でも一度は母乳についての悩みを抱えてしまいますね。
今回は、母乳育児を頑張っているママや、これからママになる人に、母乳で育てるメリットやデメリット、母乳を出すための栄養や、産後の母体にもたらす2大ハーブの効果と効能について説明していきたいと思います。
母乳育児のメリット&デメリット
赤ちゃんを母乳で育てたいと多くのママが思うのは、赤ちゃんに与える母乳のメリットが、ミルクより大きいということからではないでしょうか。赤ちゃんが育つための母乳の3大メリットを紹介します。
免疫力のUP
生後3か月までの母乳には免疫物質が大量に含まれています。赤ちゃんの体内に細菌やウイルスなどの侵入や感染を防ぎます。
また貧血防止の効果や、腸内の善玉菌を増やす効果、殺菌効果なども含まれます。
消化に良い
母乳のタンパク質は半消化状態なので、腸に優しく、腸内の正常細菌を増殖させてくれます。体内リズムが整う
朝の母乳には赤ちゃんのエネルギーとなる脂肪分が多く含まれ、夜の母乳には睡眠ホルモンが含まれているため、赤ちゃんの日常リズムが整いやすいと言われています。次に母乳のデメリットを紹介します。
母乳の栄養素の不足
母乳はママの血液からできています。ママの栄養バランスが崩れると赤ちゃんに与える母乳も栄養不足になってしまいます。
ビタミンDの不足
ビタミンDは骨の生成を助ける大切な役割をするのですが、ミルクに比べると母乳にビタミンDの含有量が少ないことがわかっています。飲んでいる量がわからない
飲んでいる量がわからないので、赤ちゃんの体重が増えなければ心配になったり、不安になったりします。また母乳のメリット、デメリットは赤ちゃんやママの生活や精神面にもあらわれます。
母乳をあげることで、ママとの密着感を通して赤ちゃんに安心感を与えます。
しかし、外出先や赤ちゃんを預かってもらう時など、授乳ができなかったり、お乳が張って搾乳ができなかったりすると、精神的にも負担がかかってしまいます。
母乳のデメリットを補うためにも、完全母乳育児にこだわらず、ミルクと混合にされるのもいいのではないでしょうか。
母乳で育てないとどうなる?
母乳が思うように出ず、ミルクに頼ってしまうママもいらっしゃるのではないでしょうか。完全ミルク育児でも、日本のミルクは優秀で栄養バランスがとてもよく含まれているので、すくすくと元気に育っていきます。
しかし、赤ちゃんにとって最大のデメリットは、母乳に含まれる免疫力が貰えないということです。
最初にでる初乳には、赤ちゃんの免疫力をつける成分が多く含まれているので、完全ミルクにしても、初乳は飲ませてあげるように頑張ってください。
また、完全ミルクにすると、ママの体にも影響がでてきます。
赤ちゃんがお乳を吸うことによって、子宮の収縮が促され、子宮がもとの状態に戻って行くのですが、お乳を吸う刺激がないと産後の子宮の戻りが遅れ、産褥熱が続いたり子宮の痛みが続いたりする可能性があります。
様々な事情で、完全ミルクのママもいらっしゃることでしょう。
なかでも、母乳が思うように出ず不安や焦りを感じながら、ミルクを与えているママは精神的にも辛いのではないでしょうか。
大丈夫ですよ。
完全母乳でもデメリットはあります。
また、ストレスを感じないようにすることで、思うように出ない母乳にも変化が現れることもあります。
そのうち、6か月を過ぎると離乳食もはじまり、おっぱいやミルクだけでは満足できなくなってきます。
思うように母乳があげられなくても、赤ちゃんと一緒に頑張っている自分が幸せだとプラス思考に変えて、頑張ってくださいね。
母乳を出すにはどのくらいの栄養が必要?
6か月間完全母乳の場合、1日の平均量を780mlとして栄養付加エネルギーが計算されています。
母乳1ℓあたりのエネルギー損失が661㎉とされているので、体重減少分などを考慮に入れて計算すると、完全母乳の場合の付加エネルギーは450㎉と算出されています。
※参考文献:日本産科婦人科学会雑誌
450㎉というと、菓子パン1個分程度のエネルギーなので、食べ過ぎは肥満の元になってしまいます。
また、ミルクと併用されている方は、もっと少ない付加エネルギー済むので注意が必要です。
栄養量よりも、バランスよく3度の食事を摂ることが、質の良い母乳に繋がってきます。
そして、なるべく多くの種類の食品を食べることを心掛けましょう。
例えば、肉やレバー、貝類や青菜などの、鉄分やたんぱく質、カルシウムをバランスよく摂ることが必要です。
そして母乳を良く出すためには、水分補給が必要になってきます。
何故なら、母乳の8割は水分でできているからです。
水分補給をする時には、温かい飲み物が胃腸を温め、母乳の出を良くすることがわかっています。
母乳に良い飲み物とは
母乳に良いと言われる2大ハーブティーを紹介します。たんぽぽ茶(たんぽぽコーヒー)
たんぽぽ茶は風味がコーヒーに似ていることからたんぽぽコーヒーとも呼ばれています。たんぽぽの根の部分には、ホルモンのバランスを整え、母乳の出を良くする作用があります。
また、血の巡りを改善する作用もあるので、質の良い母乳が期待できます。
さらに、カフェインが含まれず、リラックス作用が働くことにより、ストレスから起こるママの不調の改善も期待できます。
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ラズベリーリーフティー
ラズベリーリーフティーは、バラ科のヨーロッパキイチゴの葉を乾燥させたものです。ヨーロッパでは、「安産のお茶」として知られており、母体の回復を促進してくれる成分がバランスよく含まれています。
また、ラズベリーリーフティーには母乳の分泌を促進する働きもあり、母乳の出が良くなることで知られています。
あっさりとした飲みやすい味で、ビタミンや鉄分など含まれており、ノンカフェインなので安心して美味しく頂くことができます。
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まとめ
いかがでしたか、母乳で育てるメリットやデメリット、母乳を出すための栄養や、母乳の分泌を促すハーブティーなどの紹介をしてきました。赤ちゃんを育てるママは不安なことばかりです。
ましてや産後6か月の間は心身ともに不安定で、先輩ママに聞くと、記憶がないほど無我夢中の時期だったとの声が多く聞かれます。
振り返るとそうなのかもしれませんが、毎日すくすくと育っていく赤ちゃんを見ていると、とても幸せですよね。
母乳を出すためのバランスがとれた食事と、母体にも良いと言われるハーブティーを飲みながら、これからの育児を頑張ってくださいね。