冷麺の原料やカロリーはどのくらい?【抜群】夏バテ防止や健康への効果
暑い季節に冷たい冷麺、食欲がない時でも美味しく頂くことが出来ますね。
今回は冷麺の栄養や健康への効果、シコシコと弾力のある麺の原料や気になるカロリーについて紹介していきたいと思います。
冷麺の原料はなに?コシの強い麺はどうやってできる?
冷麺は大きく分けて2種類あります。白い麺と黒い麺です。
どちらもシコシコ弾力がありのど越しの良い麺になっています。
韓国の麺料理「冷麺」はそば粉とでんぷんを練った弾力のある麺をゆでて冷やし、肉やキムチ等を乗せ冷たいスープをかけたものを言います。
白い麺は「白色のそば粉」を混ぜているものもありますが、日本で作られている冷麺は、
「小麦粉」と「でんぷん」を混ぜて作ったものが多く販売されています。
どちらもコシの強い麺ですが、そのコシの強さは麺作りの製法にあります。
手作り冷麺の動画はこちら
「コシの強い麺」という言い方をしますが、この動画を見るとまさに「腰」の入った麺のこね方ですね。
こうして作られた麺は裁断され、茹で上げられた後冷やし具材を乗せてスープを入れて出来上がります。
冷麺の作り方はこちら
冷麺(焼肉清昌館)冷麺の栄養とカロリーは?
ツルツルと喉越しもよく弾力があることから「糸こんにゃく」のような低カロリーなものをを想像してしまいますが、小麦粉とそば粉、でんぷん等で麺は作られているため、炭水化物になります。麺の原材料によって多少違いますが、麺1食分140gとして麺のカロリーは約300~400キロカロリーです。
そこにスープと具材が入るので550キロカロリー前後になります。
焼肉の後などにさっぱりしたものを食べたくなりますが、冷麺を注文するとカロリーオーバーになってしまうかもしれないということを、頭の隅に置いときましょうね。
次に栄養ですが、韓国冷麺は夏バテ防止に効果的です。
日本でいう韓国冷麺を本場韓国では「ムルレンミョン」といいます。肉やキムチ玉子などの具材を乗せて、鶏肉や牛肉で取ったスープに「水キムチ」の汁を合わせたスープをかけていただきます。
「水キムチ」とは日本では馴染のない漬物ですが、食欲のない時でも漬け汁ごと頂ける爽やかな漬物です。
この漬け汁は通常のキムチの10倍もの乳酸菌が含まれています。
乳酸菌は腸の働きを活発にするため、胃腸が弱りがちな夏バテ対策には最適な食べ物といえます。
家庭で韓国冷麺のスープを作る場合、鶏がらスープなどにレモンや酢、醤油等を入れて作ります。
こちらも「レモン」や「酢」のクエン酸に疲労回復の効果があり夏バテで弱った内臓を回復させてくれます。
具材も夏バテ防止の材料が並びます。
・豚肉は冷麺スープに入っている「クエン酸」と一緒に摂取することで、エネルギーを効率的に生み出すことが出来るため疲労防止につながります。・キュウリは暑い夏、体内の余分な熱を冷まし体の中の過剰な塩分や老廃物を排出してくれます。
・卵は完全栄養食品ともいわれ、栄養が偏りがちな夏には栄養バランスに富んだ卵が体力回復に役立ちます。
・辛みをプラスさせるキムチも、乳酸菌が豊富なので弱った胃腸を整えてくれます。
このように、韓国冷麺は夏にぴったりの夏バテ防止のメニューだということがわかりますね。
まとめ
いかがでしたか、冷麺の栄養や健康への効果、麺の原料や気になるカロリーについて紹介してきました。韓国冷麺は、冷たく喉越しの良い食べやすさに加え、疲労回復効果も期待できる、これから暑い夏にはぴったりの食べ物です。
スイカや梨、サクランボやトマトなどをトッピングすると、さらに栄養バランスのとれたメニューになるのではないでしょうか。
美味しくて栄養豊富な韓国冷麺で、夏の暑さを乗りきりましょうね。