前日に作り置き出来るサンドイッチの具材は?食中毒対策の即戦力はこれだ
子供たちが大好きなサンドイッチ、お弁当にしてあげたいけど朝から材料を揃えて作るのは大変ですよね。
暖かくなってくると食中毒も心配だし、何かいい方法はないかな?と悩んでいませんか。
今回はサンドイッチ用に前日作り置きできる具材や、食中毒を起こさないためにどうしたら良いかなどを紹介していきたいと思います。
サンドイッチが傷みやすい原因は?
サンドイッチに限らず食品が傷む理由は細菌によるものです。細菌は、調理器具や手が不衛生だったなどの理由で食品を汚染していきます。
そこに「酸素」と「水分」、「温度」が加わり、時間の経過と共に食品を腐らせていきます。
「温度」は30℃~35℃が細菌を繁殖させやすい温度と言われています。
それではどのようにすればお弁当のサンドイッチを安心して食べさせてあげることができるのでしょうか。
まずは菌を増やさないことです。
菌を増やさないためには衛生面に気を付けることはもちろんのこと、暖かい時期にサンドイッチを作る時は水分を減らすことが大切です。
レタスやキュウリ、トマト等はサンドイッチに欠かせない野菜のようですが、水分も多く傷みやすい原因となってしまいます。
そこでせん切りにして炒めたキャベツや、さっと湯通ししたレタスの水分を拭き取って使うと、水分を減らすことができます。
ハムも加熱すればOKですが固くなってしまいます。
そこでソーセージをスライスして焼いたりボイルしたりしたものを使えば柔らかな食感はそのまま美味しく頂くことができます。
前の日に作り置きできるサンドイッチの具材は?
前の日に作り置きできる具材は、「焼きそば」「煮込みハンバーグ」「カツ」など完全に火が通ったものであれば朝レンジで温め直してOKです。晩御飯のおかずを残しておいても便利ですね。
前の日に下ごしらえが出来る具材は「ツナ缶」の水分をよく切る、「ソーセージ」を焼く、「ゆで玉子」を作る、「キャベツ」を炒める、「アスパラ」を茹でる「厚焼き玉子、炒り玉子を作る、
その他、火を一度通した物ならなんでもOKです。
上記の物を使ったサンドイッチの組み合わせの一例として、炒めたキャベツの上にスライスしたゆで卵、その上にスライスした煮込みハンバーグ、その上にまた、ゆで卵とキャベツをのせてパンで挟むと、とっても美味しいサンドイッチの出来上がりです。
パンに水分がしみ込むと、ベッタリとしてしまいます。
せっかくのサンドイッチの美味しさが失われてしまうので、からしバターをパンに塗ってから食材を挟みます。
そうするとパンと食材の間に膜ができて、パンに水分が移るのを防いでくれます。
傷みにくい食材を紹介しましたが、やはり気温が30℃を超えるような日は「保冷剤」や「保冷バッグ」に入れて行かれるのが安全ですね。
チーズやレタスを使ってサンドイッチを作る場合はどうしたらいい?
チーズやレタス、ハムやキュウリなどはサンドイッチの定番ですよね。
水分も多くて傷みやすいので、暖かい日には避けたい食材ですが、しっかり保冷して持っていくと大丈夫です。
またパンをベッタリさせないために、水分のないもので挟むとパンが柔らかくなるのを防いでくれます。
スライスチーズの上にトマトやレタスを置いてさらにスライスチーズを乗せたものをパンで挟むとOKです。
ハムでも同じようにできますよ。
それでもサンドイッチが傷まないか、食中毒にならないか心配!という方に、「真空保存」をすると菌が繁殖しにくく、酸素が少ない低酸素状態になるので酸化も防ぐことができ鮮度が保たれる為、レタスなどもシャキシャキのまま美味しく頂くことができます。
真空保存できるお弁当箱や容器は色々なものが出ていますが、おすすめの商品を紹介します。
アサヒ軽金属工業株式会社
ステレンス製 真空フレッシュボックス
光金属工業株式会社
VS真空容器
運動会のお弁当作りを前日に作る簡単な工夫で翌朝慌てない方法!
まとめ
いかがでしたか、サンドイッチ用に前日作り置きできる具材や、食中毒を起こさないための対策などを紹介してきました。全て加熱した具材を使ったサンドイッチだと安心ですが、もっと安心を求めるなら真空容器に入れてサンドイッチを持たせてあげると菌が繁殖しにくいのでおすすめですよ。
お母さんが作ってくれるサンドイッチは子供たちにとって最高のごちそうですね。
美味しそうにサンドイッチを頬張る子供たちの笑顔が目に浮かびます。
暖かくなるこれからの時期でも、美味しいサンドイッチを持たせてあげてくださいね。