天ぷらにすると美味しい春野菜の具材10品は?栄養効果と簡単動画レシピ
私達に春の訪れを知らせてくれる山菜の数々、独特の香りと食感が特徴ですね。
今回は、「春の山菜の天ぷら」や、春が待ち遠しくなる様な「春野菜の天ぷら」などを紹介して行きます。
子どもから大人まで春を楽しめる、栄養豊富な春の天ぷらの作り方のコツや、レシピも紹介しますので参考にしてくださいね。
春野菜の天ぷらの具材はどのようなものがある?栄養は?
春野菜や山菜は少しほろ苦いものが多く、天ぷらにするととても美味しいですね。それでは、春野菜の天ぷらで美味しい具材と言えばどのようなものがあるでしょうか。
春野菜の持つ栄養と共に紹介して行きます。
【ウド】
ウドは冬から春が旬の山野草です。香りがよくシャリシャリした食感が特徴です。
香りの成分であるジテルペンアルデヒドには血液の循環をよくする成分が含まれており、美容効果や疲労回復効果などが期待できます。
ウドの見つけ方と天ぷらの作り方動画
【フキノトウ】
フキノトウは独特の苦味のある山菜です。カリウムが豊富で、ナトリウムの排出を促進するため、血圧の上昇を押さえたり足などのむくみを取り除いたりしてくれる効果が期待できます。
フキノトウの天ぷらの作り方動画
【タラノメ】
タラノメは山菜の王様と呼ばれています。β―カロチンやカリウムを豊富に含む為、免疫効果を正常に保つ作用や、美肌効果が期待できます。
タラノメの天ぷらの作り方動画
【コゴミ】
コゴミは少しぬめりを感じる食感で、香りもほとんどなく子供でも食べやすい山菜です。β―カロチンが豊富に含まれ、生活習慣病予防や免疫力を高める効果が期待できます。
コゴミの天ぷらの作り方動画
【菜の花】
おひたしにすることが多い菜の花ですが、天ぷらにしても美味しく頂くことが出来ます。花を咲かす前の栄養がギュッと詰まった菜の花は、菜の花に含まれる苦み成分のケンフェロールが、脂肪の燃焼をサポートするため、ダイエット効果が期待できます。
調理方法は茎の部分を切り取り、蕾の部分だけを使います。
水分を多く含んでいるため、低温の油で揚げるとカリッとした食感にすることが出来ます。
【ヨモギ】
ヨモギは食物繊維が豊富でダイエットやデトックス効果、便秘解消などが期待できます。「草餅」などにも使われる香りの強い山野草ですが、ソーセージなどと合わせて天ぷらにすると、香りが和らぎ子供でも美味しく食べることが出来ます。
ヨモギとソーセージの天ぷらの作り方動画
【春の七草】
春の七草といえば「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ、これぞ七草」という短歌で有名ですが、これらをかき揚げにしてみてはいかがでしょう。色鮮やかな緑のかき揚げが春を呼び込んでくれます。
【長芋】
4月から旬を迎える長芋は、春野菜の中でも特に美味しい天ぷら具材のひとつです。ぬめりのあるシャキシャキとした食感は、他の具材では味わえない美味しさがあります。
長芋には様々な効用があります。
アミラーゼやジアスターゼを含み、消化を促進、それによって栄養の吸収率を高めてくれる働きをします。
調理方法は、山芋を拍子切りに切り、天ぷらに揚げていきます。
拍子切りにしたものに海苔を巻いて揚げても美味しいですよ。
拍子切りの切り方動画
【タケノコ】
タケノコを食べると「春が来たな~」と感じられる人も多いのではないでしょうか。歯ごたえもよく天ぷらには最適の具材ですね。
食物繊維が豊富なので、便秘解消などに効果があります。
茹でた時にタケノコについている白いものは「チロシン」といい疲労回復などの効果があると言われています。
そのまま天ぷらにしても美味しいのですが、下味をつけて天ぷらにすると、より美味しく頂くことが出来ます。
タケノコの天ぷらの作り方動画
【新タマネギ】
春になるとスーパーで「新タマネギ」をよく見かけますね。
玉ねぎには、ケルセチンや硫化アリルというあまり聞きなれない成分が含まれています。
これらの成分は、血液をサラサラにしてくれたり、悪玉コレステロールを減らし脂肪の吸収を押さえてくれたりする働きがあります。
甘みが強く歯ごたえの良い新タマネギを丸ごと天ぷらにしてみてはいかがでしょう。
丸ごと天ぷらにする時の切り方を動画で紹介します。
丸ごと玉ねぎのサクサクあげ動画
まとめ
いかがでしたか、子どもから大人まで春を楽しめる、栄養豊富な春の天ぷらの作り方のコツや、レシピを紹介してきました。春の山菜は、都市ではとても高級で珍しい天ぷらですが、この時期しか味わうことが出来ない、春を感じられる一品です。
また、春野菜も天ぷらにすることによって、旬の美味しさを素朴に味わうことが出来ます。
春の訪れを感じさせる食卓を、皆さんのご家庭でも是非お試しくださいね。