レンジで簡単!新聞紙でホクホク焼き芋【美味しい最適なさつまいもとは?】
焼き芋が美味しい季節になってきましたね。
焼き上がったサツマイモを、真ん中でパカッと割ると、湯気と一緒にふかふかの黄金色のさつまいもが顔をだします。
幸せなひとときですね。
ところで皆さんは、この美味しい焼き芋をどのような方法でつくられていますか?
オーブンに入れたり、焼き芋焼き器で作ったり、今までの作り方では、出来上がるまでに時間がかかると思っていませんか?
なんと、美味しい焼き芋が新聞紙に包んでレンジに入れるだけで、簡単に早く作れる方法があるのです。
これからレンジで簡単に美味しい焼き芋を作る方法を、説明をしていきたいと思います。
焼き芋用に適したサツマイモの選び方
鳴門金時芋
焼き芋の定番「鳴門金時芋」はホクホクしてとても美味しく出来上がります。「里むすめ」や「甘姫」などのブランド芋が有名です。
徳島県の特産品で、海のミネラルをたっぷり含んだ砂地で育てられます。
収穫の最盛期は9月から10月にかけてですが、2~3か月貯蔵したサツマイモの方が糖度の上昇により甘みを増すため、「鳴門金時芋」の旬は11月から2月くらいが最もおいしい時期ということになります。
安納芋
ねっとりした甘さが病みつきになるほど美味しい焼き芋に仕上がるのが「安納芋」です。生の状態でも糖度が16度以上ありますが、焼くと40度前後にまで糖度が増します。
収穫の時期は9月から10月にかけて収穫され、3週間ほど貯蔵した後出荷されます。
紅はるか
安納芋よりもまだ糖度が高い「紅はるか」別名「紅蜜芋」とよばれます。いったいサツマイモはどこまで甘くなるのでしょう。
焼き上げた時の糖度は50度以上、蜜がとても多く、丸ごとスイーツ感覚の焼き芋にしあがります。
まだ、あまり出回っていない「紅はるか」ですがネット通販などでは9月から12月までの期間限定販売で購入することができます。
レンジで焼き芋をつくってみよう!
まず用意するのは、サツマイモ(Mサイズ)1個と新聞紙、耐熱皿、これだけです。1)きれいに洗ったサツマイモを拭かずに新聞紙でつつみます。
2)レンジのお皿に耐熱用のお皿を乗せて、新聞紙に包んだサツマイモをその上に載せます。
この時、サツマイモを耐熱皿に置くのではなく、浮き上がるように乗せます。
お皿はサツマイモより小さなものが適しています。
こうすることにより、まんべんなくサツマイモに熱が通っていきます。
3)500~600ワットのレンジで約2分間加熱します。
4)その後、レンジの「解凍」機能で約10分加熱して出来上がりです。
解凍機能がない場合は、レンジを「200ワット」に設定して10分、またはレンジ機能を「弱」にして10分で出来上がります。
つまようじ等で突き刺してみて少し硬いようでしたら、500ワット~600ワットでもう少し加熱してください。
半分に割った状態で固いところに気がついても、再加熱すれば美味しくいただくことができます。
あまり加熱しすぎると固くなってしまうので、なるべく形の整ったサツマイモで作るのがおすすめです。
焼き色がつかないので、オーブンやトースターで焼き色を付けると良いでしょう。
サツマイモは新聞紙に包んでレンジに入れましょう。
新聞紙がなければキッチンペーパーでも可能です。
ラップで包むとサツマイモが濡れてベッタリとしてしまいます。
紙で包むとホクホクの焼き芋ができあがります。
サツマイモの栄養
サツマイモには食物繊維が豊富に含まれています。便秘を解消するだけでなく、血液中のコレステロールを低下させ、成人病予防にも役立ちます。
さらにビタミンCがリンゴの10倍以上含まれており、免疫力をつけ風邪の防止にも役立ちます。
カリウムも豊富でむくみの解消などにも役立ちます。
サツマイモはMサイズ1個で約260キロカロリーです。
美味しくダイエットにも活用できそうです。
まとめ
いかがでしたか、レンジで簡単にできる焼き芋の作り方を、サツマイモの種類や栄養と一緒に説明してきました。ホクホク感を楽しむのなら「鳴門金時芋」しっとりとした甘さを楽しむなら「安納芋」や「紅はるか」がいいですね。
まだ、半信半疑なあなた、一度挑戦してみてください。
短時間でホクホクの焼き芋が出来上がりますよ。