じゃがいもがダイエットに最適な理由と低カロリーレシピ|その栄養素は病気予防や美容にも役立つ?

じゃがいもの画像
じゃがいもは炭水化物ですが、ダイエット食に向いているというとことを知っていますか。
様々なダイエットを経験してきたけど、あまり効果が見られない、すぐリバウンドしてしまった、という方にお勧めのダイエット法が、なんと炭水化物を食べても良いという、じゃがいもダイエット法なのです。

今回は、じゃがいもダイエットを紹介すると共に、じゃがいもの栄養や美容効果などについてもお話していきたいと思います。

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じゃがいもがダイエットに良い理由は?

今まで太ると思っていた炭水化物のじゃがいもが、何故ダイエット効果につながるのでしょうか。

ダイエットは、摂取カロリーを抑え、消費カロリーを増やせば痩せることに成功するのですが、ダイエット中は食べる満足感が少なく挫折してしまうことが多いようです。

そこで、注目されたのがじゃがいもです。

 

・じゃがいもには、じゃがいも特有のたんぱく質、ポテトプロテインという成分が満腹中枢を刺激してくれることがわかっています。

 

・じゃがいもに熱を加えて冷やすことによって生まれる、レジスタントスターチという成分が、血糖値を緩やかに上昇させる働きがあり、脂肪を蓄積しにくくしてくれます。

 

・じゃがいものカロリーはご飯の約半分のカロリーです。

1日3食で1合のご飯330gを食べるとすると約550カロリーですが、じゃがいも(中)約100gを3個食べたカロリーは252カロリーとなっています。

 

・じゃがいもにはビタミンB1が、ご飯の3倍も含まれており、脂肪を身体に蓄積しにくくする作用があります。

 

このようにじゃがいもには脂肪が蓄積しにくくなる作用があり、カロリーもご飯の約半分というダイエットにとても向いている炭水化物だったのです。

 

じゃがいもダイエットの方法は?

じゃがいもダイエットは主食をじゃがいもに置き換えるダイエットです。

ご飯の半分のカロリーで済むので、食べ過ぎなければ確実に主食のカロリー分は減らせるというダイエット方法です。

それでは、じゃがいもをどのようにして食べるのが、ダイエット効果に結びつくのでしょうか。

 

調理方法は簡単です、じゃがいもを綺麗に洗い、芽を取り除いて皮ごとレンジで加熱していきます。

中ぐらいのじゃがいも(約100g)であれば、3分半~から4分が目安です。

じゃがいもが柔らかくなったらそのまま冷まします。

鍋で水からゆっくり茹でたり、蒸し器で蒸したりしてもOKです。

 

熱々のじゃがいもはとても美味しいのですが、ダイエットのためには冷やした時に出来るレジスタントスターチ成分の効果を期待したいので冷ましてから頂きます。

レジスタントスターチは、炭水化物が持つでんぷんが加熱した後、冷めることによって再結晶した成分なので、冷めたものを加熱すると摂取することができません。

 

レジスタントスターチは、4~5℃の温度の時が一番効果を期待できるので、野菜室に入れておけばじゃがいもダイエットに最適なじゃがいもに仕上がるのではないでしょうか。

 

また皮ごと茹でることによって、じゃがいもの栄養分を逃がすことなく皮の部分にある栄養もいただくことができます。

これで、ご飯1杯分が、じゃがいも1個に置き換えられて、約半分のカロリーを少なくすることができるのです。

 

 

じゃがいもは病気の予防や美容にも役立つ?

じゃがいもにはビタミンが豊富に含まれています。

特にビタミンCが豊富に含まれ、肌のコラーゲンの育成に役立ち、シミやそばかすなどを予防してくれる効果が期待できます。

 

また、風邪の予防や疲労回復の効果もあります。

カリウムも豊富に含まれています。

カリウムは体外に塩分を出す働きをするので、むくみの改善や、高血圧、動脈硬化の予防にも繋がります。

 

 

じゃがいもを選ぶ時の注意点

じゃがいもの芽やその根元、光りに当ったことで緑色になっている部分には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれています。

また、家庭菜園などで作った未熟なじゃがいもにもソラニンやチャコニンが多く含まれている可能性があります。

 

この毒素を一定量摂取してしまうと、吐き気やおう吐、めまいや下痢などの症状を引き起こしてしまいます。

じゃがいもの芽やその根元は完全に取り除いてから調理をするようにしましょう。

 

また、緑色になっているじゃがいもは、深く皮を剥けば食べることができますが、じゃがいもダイエットでは丸ごと加熱するので、緑になっているじゃがいもは避けるようにしましょう。

 

 

じゃがいものオススメ調理方法

じゃがいもはレンジでチンすると簡単に加熱することができますが、水からゆっくり茹でると甘みが引き出されて、とても美味しく頂くことができます。

また、じゃがいもを蒸しても甘みが引き出されて美味しくなるのですが、蒸し器を持っていないという人も多いのではないでしょうか。

その場合、深めのお皿にじゃがいもをいれて、水を入れたお鍋の中に入れます。

 

お鍋のフタをタオルや布巾で包んでフタをして加熱すると蒸し器の代わりになり、上手にじゃがいもを蒸すことができます。

じゃがいもばかりでは飽きてしまうという人には、じゃがいものきんぴらはいかがでしょう。

 

じゃがいもと人参を細切りにして炒め、醤油、酒、みりんを適量入れて炒め最後に胡麻を入れて出来上がりです。

冷めても美味しく頂けるので、調理をしてもレジスタントスターチを摂ることができるのが嬉しいですね。

 

じゃがいもきんぴらレシピ動画
 

 

 

まとめ

いかがでしたか、じゃがいもダイエットの紹介や、じゃがいもの栄養や美容効果などについてお話してきました。

じゃがいもは炭水化物で太ると思っていたのに、ダイエットに有効な食べ物であったということには驚きましたね。

しかし、ご飯の半分のカロリーだからと言って、食べすぎるとダイエット効果に結びつかないので、食べすぎないようにしましょうね。

夏までに、美味しい新じゃがでダイエットに挑戦してみてはいかがですか。

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