ビジネスで使える残暑見舞いの目的別例文3選!送るタイミングが肝心!
相手の健康を気遣いながら近況報告をするために送る残暑見舞いですが、ビジネスのアイテムとしても使われることがあります。
最近では、商品の広報や案内、集客の手段に用いられることも多いようです。
今回はビジネスにおける残暑見舞いの使い方によった書き方や、出す時期、マナーなどを紹介します。
残暑見舞を出す時期は?
残暑見舞いを出す時期は「立秋」を過ぎてから出すようにします。立秋とは、これから秋の気配が感じられるようになるという節目の日をあらわしており、2016年の場合、立秋は8月7日にあたります。
立秋を過ぎてから8月中に出すのが残暑見舞いですが、ビジネスで使う場合は目的によって出す日にちを選びます。
例えば、夏季休暇の知らせや、展示会の知らせ、キャンペーンの知らせなど様々な目的に使うことができるため、立秋を過ぎて8月中であれば「残暑お見舞い申し上げます」を冒頭にして時期に合わせて出すようにします。
ビジネスにおける目的別、残暑見舞いの書き方
ビジネス挨拶状としての残暑見舞いの例文
残暑お見舞い申し上げます
残暑厳しき折 貴社におかれましては ますますご清栄のこととお慶び申し上げます
平素は格別のご高配を受け賜り厚くお礼を申し上げるとともに
今後とも 変わらぬ支援ご厚情を賜りますよう宜しくお願い申し上げます
平成○年 晩夏
夏季休暇の案内を入れた残暑見舞いの例文
残暑御見舞申し上げます
残暑厳しき折 皆様におかれましては ますますご健勝のこととお慶びを申し上げます
平素はひとかたならぬお引き立てに預かりありがとうございます
誠に勝手ながら当社では ○月○日より○日までの○日間を夏季休暇とさせていただきます
ご迷惑をおかけしますが 何卒ご配慮の程よろしくお願い申し上げます
今後とも 変わらぬ支援ご厚情を賜りますよう宜しくお願い申し上げます
平成○年 立秋
展示会やセール期間などの案内を入れた残暑見舞いの例文
残暑御見舞申しあげます
暑さ厳しき折 皆様いかがおすごしでしょうか
平素は格別のお引き立てに預かり 誠にありがとうございます
さて 恒例のサマーセールを下記の通り今年も開催いたします
皆様お誘い合わせの上 ぜひともお越しくださいますようご案内を申し上げます
従業員一同心よりお待ち申し上げております
平成○年 晩夏
記
開催日時 ○月○日 ○時~○時
開催場所 ○○○○
ビジネスにおける残暑見舞いの書き方やポイント
残暑見舞いの書き方は「残暑お見舞い申し上げます」から始まり「拝啓」や「敬具」などの頭語や結語は不要となります。
最後の日にちは書かず、平成○年「立秋」「晩夏」「葉月」とします。
立秋と晩夏の使い方は、はっきりした使い分けはありませんが、8月中旬までは「立秋」8月の終わりでは「晩夏」の方が受け止めやすいのではないでしょうか。
また、8月をあらわす「葉月」であれば、8月中であればいつでも使うことが出来ます。
次に残暑見舞いの内容ですが、相手への感謝の気持ちと、今後の支援につながる気持ちを盛り込み、礼儀正しくあらたまった文書にすることが大切です。
そして、どのような挨拶文も同じですが、送るタイミングが大切です。
残暑見舞いの場合は「立秋」を過ぎてから8月中ということになりますが、相手の夏季休暇などのスケジュールにも配慮して送る必要があります。
また送る前には必ず内容を再確認し、日にちなど間違いがないか、相手に失礼な内容になっていないかなどをチェックしてから出すようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたか、ビジネスにおける残暑見舞いの使い方によった書き方や、出す時期、マナーなどを紹介してきました。年賀はがきと違い、それほど数の多くない残暑見舞いが送られてくると、ビジネスであっても目を通してしまうものです。
日本の夏の挨拶として、残暑見舞いをビジネスに上手に活用してみてはいかがですか。