赤ちゃんの紫外線対策は何ヶ月目から?日焼け止めで注意する3つのこと
日差しが強くなってきましたね。
日本では4月から9月の間が一番紫外線の強い時期だと言われています。
紫外線を浴び続けると、皮膚や目など健康に影響があることがわかっています。
今回は、紫外線が赤ちゃんや幼児にあたえる影響や、対策、おすすめの日焼けクリームなどを紹介していきたいと思います。
紫外線が赤ちゃんに与える影響は?
少し前までは、真っ黒に日焼けをした子供を見ると、とても健康的なイメージがありましたが、最近では紫外線による悪影響がわかってきたため、赤ちゃんのうちから紫外線対策をするようになってきました。紫外線による影響は、皮膚の老化を早めます。
また、急激な日焼けによる炎症からの免疫力の低下や皮膚がんの発症、白内障、翼状片(よくじょうへん)などの目の病気など様々な健康被害を紫外線によってもたらされます。
これらは皮膚や眼から入った紫外線によるものです。
赤ちゃんの皮膚は防御力が弱く紫外線の影響を受けやすい肌になっています。
赤ちゃんの肌は大人の3分の1の薄さしかないのです。
外遊びやお散歩など、外にいる時間が長い乳幼児などは多くの紫外線を浴びる可能性があります。
紫外線の害は、急激な日焼けによるものだけでなく、赤ちゃん時代から蓄積された紫外線のトータル量によるものです。
このことからも、赤ちゃんの時からUVケアは必要ということがわかるのではないでしょうか。
また以前には記載されていた母子手帳の「日光浴をさせましょう」というすすめが記載されなくなりました。
日光浴でビタミンDの補給を促していたのですが、直射日光ではなく間接光で十分なため、健康的な日常生活をおくっている限りはビタミンDが不足して健康に被害を及ぼすことはありません。
食物では、鮭やさんま、鶏卵などのからもビタミンDを摂取することができるため、紫外線の悪影響を考えると「日光浴」は推奨されなくなったのです。
それでは、紫外線対策をするためにはどのようにしたらよいのでしょうか
赤ちゃんの紫外線対策は?日焼け止めで注意する3つの事は?
赤ちゃんへの紫外線対策は、日焼け止めを使ったりUVカットがされた衣類にしたり、紫外線が比較的少ない時間に遊ばせたりすることが有効です。
①紫外線が少ない時間帯を知る
日本の夏の時間では、10:00~14:00までの4時間が、1日の中では紫外線の放射量が一番多いと言われています。その時間を避けて外に出るようにすると、紫外線を受ける量は比較的少なくて済みます。
②UVカットがされた衣類を着用する
UVカットで冷感素材のケープや帽子なども、日差しが強いと思ったらすぐに着用することができるので便利です。ベネッセ「UVカット&冷感素材のケープ 」
エポカル「紫外線対策の子供服」のサイトはこちら
エポカル製品紹介動画はこちら
③日焼け止め商品を使う前の注意点を確認する
日焼け止め商品の中には「ケミカル」商品と「ノンケミカル」商品があります。「ケミカル」とは紫外線をカットする「紫外線吸収剤」が入っているものです。
「ノンケミカル」とは紫外線を跳ね返す「紫外線反射剤」が入っているものです。
「紫外線吸収剤」は刺激があり肌への負担が大きいといわれてきました。
「紫外線反射剤」の方は肌に刺激が少なく敏感肌用とされていて、赤ちゃんには「ノンケミカル」の物を選びましょう、と言われてきましたが、最近では「紫外線吸収剤」を直接肌に触れさすことなく紫外線をカットできるようになっています。
赤ちゃんから大人まで使える日焼け止め、と商品のキャッチフレーズとして記載されていますが、0ケ月~1才くらいの赤ちゃんの肌は発達段階なので、赤ちゃんの肌の状態を確かめながら注意して使用するようにしてください。
初めて使う場合は「パッチテスト」(※肌に少量付着させ時間を置き、アレルギー反応を調べる)を必ずしてから使用するようにしましょう。
赤ちゃんの日焼け止め商品を選ぶ時は、ムラにならずよく伸びるものを選びましょう。
長時間、外に出ている時は、汗などでながれてしまいます。
こまめに塗り直してあげることも大切です。
安全でおすすめの日焼け止め商品の紹介
「ニベアSUNプロテクトウォータージェルこども用」の紹介です。
使う場所:顔・身体用特徴 :べとつきがなく白くならず、ジェルなので良く伸びる
ノンアルコール・無着色・無香料
落とし方:毎日使っている石鹸でOK
ニベアSUNプロテクトウォータージェルこども用
ニベアSUNおすすめ動画はこちら
「ミキハウスUVカットミルク」の紹介です。
使う場所:顔・身体用特徴 :汗や水に強いウォータープルーフタイプ
紫外線を99%遮断
ノンアルコール無香料
落とし方:毎日使っている石鹸でOK
ミキハウスUVカットミルク
「ピジョンUVベビーウォーターミルク・ウォータープルーフ」の紹介です。
使う場所:顔・身体特徴 :ウォーターミルクとウォータープルーフタイプを使い分けることができる
伸びがよくスキンケアもできる
有機系紫外線吸収剤不使用・無着色・無香料
落とし方:ベビーソープで丁寧に落としてください
ピジョンUVベビーウォーターミルク
ピジョンUVベビーウォータープルーフ
まとめ
いかがでしたか、安全でおすすめの赤ちゃんの日焼け止め商品の紹介や、赤ちゃんに紫外線対策が必要な理由などを説明してきました。今回、紹介した日焼け止め商品は赤ちゃんが感じる肌からのストレスを軽減したものを紹介しています。
大切な赤ちゃんのお肌、しっかりと紫外線対策をしてあげてくださいね。