お彼岸のお供え物に適したお菓子の選び方5パターン!水引の色は?
お盆が過ぎるとお彼岸ですね。
秋の気配が感じられるようになり過ごしやすくなってきます。
お盆に帰省できなかった方は、お彼岸にお墓参りを考えておられるのではないでしょうか。
今回は、お彼岸にお供えするお菓子の相場や掛け紙の書き方、お供え物のお菓子はどのような物がいいのかを紹介していきたいと思います。
お彼岸のお供え物は、何のお菓子がいい?
お菓子と言ってもいろいろありますよね、お彼岸のお供え物にはどのようなお菓子が適しているのでしょうか。また、どの様な選び方をすればよいのかを、これから紹介していきたいと思います。
季節のお菓子(秋)
お供え物に季節のお菓子はいかがでしょう。秋のお彼岸のお菓子と言えば「お萩(おはぎ)」ですが、春のお彼岸には「牡丹餅(ぼたもち)」ですね。
基本的にはどちらも同じものですが、季節に咲く花に見立て名前が変わります。
なぜこのように呼ぶようになったのか諸説ありますが、日本人の風情をお菓子からも感じとることができます。
季節のお菓子は、あらためて時の移り変わりを感じることが出来ます。
ご先祖様に手を合わせるお彼岸に、季節のお菓子のお供えはとても気持ちのこもったお供えになるのではないでしょうか。
お菓子の香梅「九月のお菓子」
http://www.kobai.jp/kisetsu_aki9/京菓匠甘春堂「秋のお菓子」
http://www.kanshundo.co.jp/okashi/seasons/03-aki/index.htm地元のお菓子
お彼岸のお供えに、地元の人たちがこよなく愛してやまないお菓子を、お供え物にされてみてはいかがでしょう。地元では珍しくないものでも、長年愛されているお菓子はどこにお持ちしても恥ずかしくない美味しさがあります。
同じ地元でも「やっぱりこのお店のお菓子は美味しいね」と言ってもらえるお供え物になるのではないでしょうか。
また、都道府県の名物のお菓子はいかがでしょう。
北海道であれば「白い恋人」や、福井県であれば「羽二重餅」広島県であれば「もみじ饅頭」福岡県であれば「博多通りもん」というような誰もが知っているお菓子をお供えにすると安心感があります。
故人が好きだった都道府県の名物お菓子なども良いのではないでしょうか。
楽ちん「おみやげギャラリー」
http://plaza.rakuten.co.jp/comeddy/8000/お供えをする家の家族構成を考えたお菓子
せっかくお供えをしていただいたのに、お下がりを無駄にしてしまった。という話をよく聞きます。人数が多い家庭なら良いのですが、お年を召されたご夫婦の二人暮らしなどでは、量の多いお菓子や賞味期限が短いお菓子などは、お供えをさげた時に困られるようです。
お供えをするお菓子は、家族構成を考えた品物にされると、気の利いたお供えにすることが出来るのではないでしょうか。
また、お供え物を分け合って持って帰るような場合も考えて、個別包装されたお菓子をお勧めします。
例えば、お供え物のお菓子として喜ばれる「カステラ」ですが、小箱に包まれたカステラがあります。
カステラ本家福砂屋「フクサヤキューブ」
http://www.fukusaya.co.jp/item/cube.htmlこのようなカステラであればお供え物を分けられる時も便利ですし、少人数のご家庭でも喜んでいただけそうですね。
お供えで迷った時は定番アイテムのお菓子「洋菓子編」
クッキー、ラスク、チョコレートから選べる定番アイテムの紹介です。お供えで困ったときは定番アイテムのお菓子が便利ですね。
どの商品も個別包装になっています。
ヨックモック「クッキーの詰め合わせ」
ガトーフェスタ・ハラダ「ガトーセレクション」
http://shop.gateaufesta-harada.com/shop/c/cg-select/資生堂パーラー「菓子詰め合わせギフトセット」
https://parlour.shiseido.co.jp/food_products/onlineshop/category.html?cat_id=002お供えで困った時は定番アイテムのお菓子「和菓子編」
羊羹、饅頭、最中から選べる定番アイテムの紹介です。その商品も個別包装になっています。
とらや「小型羊羹」
https://www.toraya-group.co.jp/onlineshop/search/?package_id=7新宿中村屋「うすあわせ」
https://nakamuraya.jp/goods_list/goods_list_2.php?called=category&vctg_no=19たねや「たねや最中」
https://taneya.jp/okashi/monaka/taneyamonaka.htmlお彼岸にお供えするお菓子の相場や掛け紙の書き方は?
お彼岸にお供えをするお菓子は3000円~5000円が相場です。掛け紙の水引は、黒白の結び切りか黄白の結び切りを使います。
主に関東では黒白、関西では黄白の水引を使いますが、創業200年以上の和菓子屋さんにお聞きしたところ、関西から関東にお供え物を持っていく場合、黄白でも失礼にはあたらないそうです。
町のお菓子屋さんであれば、地元で使うお供え用の水引しか置いてない場合もあるかもしれません。
地域によって水引の色は違いますが、あまり気にしなくても良くなっているのではないでしょうか。
掛け紙の表書きは「御供」です。
お供え物を渡すときは、ご仏前にそのまま置くのではなく、家の人に手渡すようにします。
お供えは風呂敷に包むのがマナーですが、紙袋で持参の場合は袋から出して手渡すようにします。
風呂敷の場合は、風呂敷から出して手渡します。
お彼岸のお供え物に適した果物は?掛け紙の書き方や相場はいくら?
まとめ
いかがでしたか、お彼岸にお供えするお菓子の相場や掛け紙の書き方、お供え物のお菓子はどのような物がいいのかを紹介してきました。お彼岸のお供え物にも色々なものがありますが、気遣いのあるお供え物にしたいですね。
お供え物にお菓子を選ぶ時、参考にしていただけると幸いです。