春の花粉症の時期はいつ頃?種類や症状は?気を付けたい生活習慣とは?
毎年暖かくなると、花粉症に悩まされる方が多くいると思います。
今年も暖かくなるのが待ち遠しい反面、花粉症で嫌に思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな春の花粉症についてまとめてみました。
春の花粉症にはどんな種類・症状がある?
花粉症といっても、たくさんの種類があると思います。中には、こんな物でも花粉症になるの?と思うような植物もあります。
そこで、春の花粉症の種類や症状について紹介します。
「スギの花粉」
この花粉に悩んでいる方も多いと思います。スギ花粉の症状としては、くしゃみ・鼻水・鼻づまりが一番多い症状ですが、中には咳や肌に症状が出る方も増えてきています。
「ヒノキの花粉」
スギの花粉が出始めて少し経つと、ヒノキの花粉が多くなってきます。そのため、スギとヒノキの花粉に弱い方は、スギ花粉の飛散が落ち着いてきた頃にヒノキの花粉がプラスされ、重症化する場合があるようです。
「シラカバの花粉」
あまり聞きなれない花粉とは思いますが、ここ最近増えてきているようです。症状としては、口腔内にアレルギー反応を起こす場合が多く、リンゴやモモ、キウイなどを食べた時に口の中がかゆくなる方は要注意です。
「ブナ科の花粉」
ブナ科で花粉症が多くみられるのが“コナラ”や“クリ”の花粉です。コナラの花粉の飛散が終わった頃に、クリの花粉が出始めます。
症状はスギの花粉の症状と同じように、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどがあるようです。
「その他」
職業病に近い状態で、農家の方に多いのがリンゴやイチゴ、バラなどの花粉です。一般の方には少ないとされていますが、農業をされている方で、一度にたくさんの花粉を浴びている方に発生しやすいようです。
春の花粉の飛散時期は?ピークはいつ?
春の花粉症で、いつが花粉の飛散時期なのでしょうか。
3月
スギ、 コナラ、 バラ4月
スギ、 ヒノキ、 シラカバ、 コナラ、 イチゴ、 リンゴ、 バラ5月
スギ、 ヒノキ、 シラカバ、 コナラ、 クリ、 イチゴ、 リンゴ、 バラ6月
ヒノキ、 シラカバ、 クリ種類で出していくと5月が多くみられますが、いろんな花粉の飛散ピークを調べてみると、やはり4月の花粉の量が多いようです。
予防対策や普段から気をつけたい生活習慣は?
花粉の種類が分かったところで、どのように普段から気をつければいいのでしょうか。「花粉を体内に入れない」
花粉症は体内に入ることでアレルギー反応を起こし、花粉症の症状となって現れます。そこで、一番気をつけたいのが体内に入れないことです。
花粉は目に見えないほど小さいため、完全に防ぐことは無理ですが、マスクやメガネなどを使って少しでも量を減らすことができます。
また、皮膚につくことでアレルギー反応を起こす可能性もあるため、長袖や帽子なども効果があるようです。
「花粉を部屋の中に持ち込まない」
先ほど書いた「体内に入れない」ためにも必要なのですが、花粉は洋服や髪の毛にたくさんつきます。そのまま部屋に入ってしまうと、部屋の空気と一緒に体内に入ってしまします。
そのために大切なのが、なるべく玄関で花粉を落とす必要があります。
コロコロなどで体中を満遍なくきれいにし、空気清浄機などの前で洋服を脱ぐなどの対策をしましょう。
「ストレスを溜めない」
ストレスが原因で花粉症になったり、花粉症が悪化する可能性があるようです。そのため、花粉症の可能性がある場合には、睡眠を十分とったり、体を休める必要があります。
最後に
花粉症になってしまったら、一番は自分が何の花粉で症状が出ているのかを把握することが大切です。そのため、花粉症の症状が出始めたら、まずは病院に行きましょう。
自分の症状に合った治療で、早めに対処しておく方がいいと思います。
今年の春は、花粉症に負けずに、すがすがしい気分で過ごせると良いですね。